乾電池でゆで卵 (追試投稿その2)


※ 本稿は、茂泉氏と野口氏による「乾電池でゆで卵」の追試の内容を、投稿に基づいて突撃実験室が加筆修正したものです。



前回の実験では、敢えなく失敗。ゆで卵製造には至らなかった。
本当に単一電池一個で、ゆで卵を作ることはできないのだろうか?



 第二弾実験断行!

今度こそ我らの手にゆで卵を!
乾電池でゆで卵製造は、我々にとって重大な責務のように思えてきました。っていうか、きっとそうです。
なんせ、今回の我々はひと味違います。
前回の実験で得られた、貴重な反省と情報を元に保温容器も強化(当社比2倍)し、ケーブルも極力短くし・・・って、

まあ、ほかには些細な変更を加えてある程度ですが。ええ、ほんの些細な変更が・・・


保温容器... 今回新たに作成した保温容器は前回の約2倍の厚さがある。
同様に底面、蓋も強化した。

実験開始!... ヒータはやはり金属被膜抵抗を使った。
抵抗値は 0.5Ω。
電源投入とともに急激に温度は上昇していく。

7分... 時計が読めるだろうか。電源投入後約7分で 41度まで温度が上がっている。

9分... 9分経過! ただいまの温度、45度。

20分... 20分経過!

温度は60度にまで上がっている。
正直、小躍りしてました。

50分... 50分経過! 73度・・・

最高温度... 開始約1時間、最高温度 82度に。
まさかここまで上がるとは・・・


開封... 温度がやや低下してくるまで待ち、いよいよ開封!


 実験終了・・・ゆで卵完成!!

開封... 白身も黄身も完全に固化している!
断面は固ゆで、といった感じ。これぞ、ゆで卵!
ついに単一乾電池一個でゆで卵の製造に成功したのです!



 そして試食!・・・?

?... ご馳走様でした・・・

やはり些細な変更が良かったんでしょう。


些細な...その1

え? 卵に黒い斑点?

些細な...その2

農協うず・・・??

些細な...その3

ら!


〔突撃コメント:やられました! 鶏卵は無理でも、ウズラならできるんですね!〕



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2001/06/12 公開


制作 − 突撃実験室