SkyGazer ですぅ^^; From: Akihiro Uehara <u-akihir@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>さん Subject: [H8-ML(106)] Re: 特権モードの話 Date: Sun, 2 May 1999 05:54:16 +0900 への返信です。 > intel系CPUの特権レベルは 0,1,2,3 とありますが、そのうちFreeBSDは 0,3の2つの特権 > レベルしか使いません。 > 特権レベル0でしかIO叩けないから、カーネル/デバイスは特権レベル0で、あとのプロセ > スはレベル3で動作します。 > でないと、プログラムがややこしいから ^^; う〜む。Windows95/98/NT4.0 OS でも、2階層。これらのOSでの問題は、デバイス ドライバがおかしな動きをすると、同階層のカーネルも影響を受けてお亡くなり になる。これが、新しい周辺装置を買ってきてつないだりすると良く起こる。 特権レベル0でしか IO 命令が出せないとすると、IO命令を使用するデバイスドラ イバを階層1に置きたくても置けない。これでは、デバイスドライバの不正動作 からカーネル守ることができない。 あれ、ゲートだったか、何か、保護階層を越えてプログラムをCALLできるしかけ が保護モードにあったような記憶あり。何だったかな?... アルツ出てるなぁ^^; NT4.0 からは、良く死ぬようになったけど、NT3.51はなかなか死なない。 デバイスドライバの階層が応用ソフト階層からカーネル階層へ移って不安定になる 要因を作ったというのをパソコン通信で書いた人がいた。真偽のほどは未確認。 確認している実体験は、 NT4.0は、NT3.51より、Version UPで、速度がずっと遅くなった。 NT4.0は、よく失速現象を起こす。最悪 画面が固まり動かない。 MSーIE4.0/4.01は,くせものである。 ハングアップは、Win95よりNT4.0が少なく、NT3.51は、さらに少ない。 Win98は、Win95より遅くなった。また、安定さもWin98は悪くなった。 USBをサポートしたことになっているが、必ずしも動作しない。 > 余談ですけど、Linuxでは当り前な動的デバイスドライバ組み込み、FreeBSDではなかな > か普及しませんね。やはりこれも"サーバー"用だからかな ?? FreeBSDは、プログラミングの美しさを重視するような印象あり。慎重に見えるが、 最終的には勝者になるか? AIX(IBM RS-6000 Work Station等用のUNIX OS)では、STATIC リンクとDYNAMIC リンクが 指定でき、外見の動作は、全く同じに見えます。メモリ管理の難しさを考えると、 STATIC は、長時間の安定動作には有利かな? ちなみに AIX には、CDE というWindow Manager が乗っていて、画面も美しく、クライ アントとしても、とても使いやすい。 CDE は、Linux でも使えるかもしれないけど 高いかも。HP-9000もちらっとみたが、CDE Window Managerかな。 Windows のDLLは、アイディアの発想は優れているが、プログラム品質が悪いのがあるの と、Version 管理がおかしく、OS概念の階層にあるべきだが、応用ソフトが同じ名前 の異なるコードのDLLをインストールするという、応用ソフトの概念の階層にあるとも 考えられ、設計思想の一貫性が崩れている。このため、次第に応用ソフトとDLLの相互 関係がうまくいかなくなり、再インストールになるが、またしばらくすると、相互関 係がおかしくなってきてしまう。困っているが、これは構造的なもので、整理して見 直さないといけないように思っている。その直せる立場にないが、それだけに困って いる。 えっ、 儲かれば、そんなこと構わないってがっ ^^; SkyGazer Linux based GNU Operating System Kernel/Linux 2.0.33, X-Window/XFREE86 3.1.2