[H8-ML(1214)] Re: ROM の書き換え回数について
From: 亀田 秀樹 <kameda@xxxxxxxxxxxx>
Date: 2001年07月27日(金)19時03分10秒
 すずえ <nsuzue@xxxxxxxxxxxxxxxx> 様

 こんばんは。 亀田@fellowです。

 【2001年7月27日(金)15時58分35秒】頃に送信された
 【[H8-ML(1210)] Re: ROMの書き換え回数について】に関して回答します。

>「内部ROMを使用しないモードでROM空間に
>外部RAMを接続して使用すれば良いんじゃないの?」
>と考えた訳です。

 一般的には外部RAMでは無く「外部ROM」
 と考えると思います...(^^;)

 館野さんの回答にも有りますが、
 単純にRAM接続にすると「リセットベクタ」が
 電源投入ごとに不定な値を取る為、
 期待した動作をしなくなります。

 ROMの存在理由は「ベクタテーブルの永久(?)保存」と
 「H/W回路が簡単である」という事に尽きると思います。

 ROM空間(ベクタ空間)にRAMを配置する事を
 考えた場合、H/Wでイロイロ小細工をする必要が
 出て来るので、お薦めできないと思います。
 苦労して凝った回路を作るのが好きな人は別ですが...

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 100回しか書けないのは、日立が保証する回数であって、
 ユーザーが100回に臆するための回数では無いと思います。

 単に、
 「100回以上書いて、書けなくなっても日立に文句言わないでね!」
 という事なのでしょう。

 更に、半導体の実力から判断すれば、100回でダメになる場合は
 ゴクまれだと思います。
 (私の場合100回以上書き込んだ事が無いので何とも言えませんが。)

 仕事の開発であれば、複数のCPUを買って使う事が「工数削減」の
 理由で「安上がり」でしょう。

 個人的趣味で、使われる分には「動かなくなるまで書いてみる」
 と言うのが金銭面で一番「安上がり」だと思いますよ。
 Flashに書けなくなっても、外部ROMを使う手段は残されてる
 訳ですから、CPUの機能としては死んでしまった訳では
 無いのですから。(^^;)

 ではまた。

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Fellow System Co. LTD
亀田 秀樹
E-MAIL:<kameda@xxxxxxxxxxxx>
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