Subject: [H8-ML(142)] Re: Monitor: Thanks... Date: Sat, 15 May 1999 21:35:16 +0900へ返信です > > 4.電源の立上げ手順で、時間的に、5V 電圧の後に、12V電圧を加える > > と壊れる、あるいは、その逆手順で壊れる。 > > というより、5V よりも先に 12V を掛けるとヤバイ気がする... > 先日、誤って 5V が切れた状態のまま、12V を Vpp に掛けてしまい、 > 少々焦りましたが、このときは無事でした。とはいえ、どうなるかは > 分からないので、やってはいけない事ですね(^^; 確かに、そのとうりでした。ハードマニュアル 18.10 の書き込み時の 注意事項に、その手順が書かれていました。 >> か取っ払って配線して、「5V供給状態から12Vを入れたら」逝きました。 という経験情報の正誤の事実確認について、当方の確認作業に誤りが発生し ました。お詫びして訂正します。この >> の引用の破壊事例は、電源の与え 方の手順は正しく、破壊原因は他にあります。12.0V +- 0.6V を超えたオー バシュート電圧がVppに発生したのかもしれません。 他の主流メーカのFLASH ROM の仕様も調べてみましたが、Vpp のオーバ シュート電圧の余裕は最大でも2V 程度しかなく(最大14V)で条件が厳しい です。H8の場合は、それより約1V 条件が厳しく、13Vで破壊されます。 マイコンのVcc=5.0 V の確定している状態で、Vpp=12.0 V を与えるのが正しく, "同時に与えるという方法" も誤った手順と確認しました。 関連記事を読まれた皆様へ 関連記事に、いくつかの誤った情報が確認されたので、誤りのないよう、 ハードマニュアル18.10 を読んで、FLASH ROM 書き込みの注意事項を ご確認願います。 # FLASH ROM書き込む時、12.0V 電源は、オーバシュートの小さな正確な # 安定した電圧 (12V +- 0.6 V))が出せるものが必要です。 # オシロをお持ちの人は、電源ON/OFF時の過渡電圧が規定以内に # 収まっていることを確認しておくと安全です。 SkyGazer