[H8-ML(146)] Re: H8破壊
From: Noboru Aoki <ji1nzl@xxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 1999年05月16日(日)19時32分27秒

Subject: [H8-ML(142)] Re: Monitor: Thanks...
Date: Sat, 15 May 1999 21:35:16 +0900へ返信です

> > 4.電源の立上げ手順で、時間的に、5V 電圧の後に、12V電圧を加える
> >   と壊れる、あるいは、その逆手順で壊れる。
> 
> というより、5V よりも先に 12V を掛けるとヤバイ気がする...
> 先日、誤って 5V が切れた状態のまま、12V を Vpp に掛けてしまい、
> 少々焦りましたが、このときは無事でした。とはいえ、どうなるかは
> 分からないので、やってはいけない事ですね(^^;

確かに、そのとうりでした。ハードマニュアル 18.10 の書き込み時の
注意事項に、その手順が書かれていました。

>> か取っ払って配線して、「5V供給状態から12Vを入れたら」逝きました。

という経験情報の正誤の事実確認について、当方の確認作業に誤りが発生し
ました。お詫びして訂正します。この >> の引用の破壊事例は、電源の与え
方の手順は正しく、破壊原因は他にあります。12.0V +- 0.6V を超えたオー
バシュート電圧がVppに発生したのかもしれません。

他の主流メーカのFLASH ROM の仕様も調べてみましたが、Vpp のオーバ
シュート電圧の余裕は最大でも2V 程度しかなく(最大14V)で条件が厳しい
です。H8の場合は、それより約1V 条件が厳しく、13Vで破壊されます。

マイコンのVcc=5.0 V の確定している状態で、Vpp=12.0 V を与えるのが正しく,
"同時に与えるという方法" も誤った手順と確認しました。

関連記事を読まれた皆様へ
関連記事に、いくつかの誤った情報が確認されたので、誤りのないよう、
ハードマニュアル18.10 を読んで、FLASH ROM 書き込みの注意事項を
ご確認願います。

# FLASH ROM書き込む時、12.0V 電源は、オーバシュートの小さな正確な
# 安定した電圧 (12V +- 0.6 V))が出せるものが必要です。
# オシロをお持ちの人は、電源ON/OFF時の過渡電圧が規定以内に
# 収まっていることを確認しておくと安全です。

SkyGazer

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