今 H8S/2357 の仕様を読んでいます。外部バスにメモリを 出すと、基本ステートが2ステート、または3ステート と内部ROM、内部RAM のアクセス速度の2〜3倍になり 遅くなってしまうのを知りました。 これらを最速20MHz で動作させるには、アクセス速度 75nS以下の小電力型 SRAM が適合しているのを見つけました。 HITACHIからは、55nS/70nS アクセス速度のSRAMが出ていました。 私のPentium 90MHz, Bus 60MHz 上のDRAMは 70nS 品ですから このクラスのパソコンの速度を20MHz動作のH8 のほうが シングルチップモードではメモリ動作だけで2倍くらい高速に 動きそうです。(演算速度よりメモリアクセスの比重が大部分 の応用の場合では) ...ということで、外部メモリを使わないシングルチップモードが 最も高速動作できそう。モニタでのデバッグでは難がありますが。。。 ちょっとSRAMの各社仕様を調べました。最高速の壁は、主流各社 ともほぼ同じところにいました。 2nS とかの超高速SRAMは、高速CPUの外部キャッシュ用でした。 10nS あたりの品が、今のところ各社市場のSRAMの 最高速度のようです。(H8の応用には使えるが適当な選択肢 ではないですが) SH-4 PCI 付の 340 MIPS には たまげました。 が、半導体など部品市場は不振のようで、部品販売ではいくら のもうけもでないので、いかに魅力ある応用を実現したシステ ムを構成できるかが勝負どころでしょうか。 市場のパソコンはCPUなどハードが高速化する一方、それ以上 に主流基本ソフトが低速化し、メモリやハードディスク資源を 無駄に使う傾向が見られるので、ここも勝負どころと思います。 SkyGazer Linux based GNU Operating System Kernel/Linux 2.0.33, X-Window/XFREE86 3.1.2