[H8-ML(3458)] Re:メモリ待避の方法
From: Shigeru Makino <mac@xxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2003年06月26日(木)10時55分15秒
mac です。

> 3664Fを使用して、データは内部で1sec毎に更新しています。
> Vccレベルダウン時にのみ外部nov-ram(eeprom)へデータを待避しています。
> eepromへの書込回数の問題で1sec毎回書き込むことはできない、
> という場合、マイコン暴走時に直近のデータを生かしたいのですが、
> マイコンが暴走し始めたことを最短で知る方法はあるのでしょうか。

空き番地に TRAPA を散りばめておくと、
多少効果があるかもしれません。

しかしそれよりも、
EEPROM だけに頼るのではなく、
外部に RAM を設け、この RAM の WR を厳重に保護する
と、かなり効果的だと思います。

WR に保護回路をつけ、特別のアドレスに、
特別のビットパターンを書き込んでからでないと、
書き込みができない仕組にして、
書き込んだら直後にまた、
書き込み不可状態にするのです。

check sum も、そのたび計算し書き込んで置きます。

WDT による、 RESET や、 TRAPA がかかったら、
この特殊 RAM の check sum が正常なのを確認し、
EEPROM に書き込んで復帰させます。

あくまで RAM ですから、書き込み回数に制限がなく、
1sec 毎に更新しても大丈夫ですし、
「特別のビットパターン」は、 GAL 程度のロジックで、
簡単に作れると思います。

-- mac


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