熊谷です. #もう少しだけ投稿させて下さい. #MLの主旨から外れて申し訳ないです. >"Kazutaka "Zak" Sawa" さん <CXJ03106@xxxxxxxxx> wrote: >> 経験上は、以下のようなHブリッジで >> : >> PWM波形がHiの時にADON/BCOFF、Loの時にBCON/ADOFFといった感じ >> で制御すると、軽く回るモーターでもスローな動きになったりしてました。 これもよく使われる通電パターンですね. インダクタンスが十分に大きい,小電流のモータは,ほとんど効率を落とさずに 制御性を上げることができます. ただし,サーボモータなどのインダクタンスの小さいモータでは,効率が落ちる のであまり使われていないのも事実です. >CNC や、プロッター、2軸以上のテーブル駆動など、 > : >で、実際そのような用途には、 AC サーボや、 >ステッピングモーターが使われており、 >ブラシつきの DC モーターが出る幕ではないのです。 これも誤解があるようですね. 確かに,安いマブチモータが世界で一番売れてはいますけど. DCモータとAC同期モータの違いは逆起電力と電流の空間位相をどこが合わせるか という違いで,性能そのものには違いはありません. #というか,まったく同じ原理で動いています. #DCモータはモータ側で,AC同期モータはモータアンプ側でしています. #ブラシのメンテが必要というのはあるけど(汗) DCモータは,整流作用を機械的に実現しており,この非常に優れたアイディア のおかげでモータがここまで普及したんですね. #直流電源につなぐだけで使えるなんてすごいことです. #これが100年以上も前の発明だというのも驚きですが. なお,ステッピングモータは,原理的に振動をなくすことはできないので, CNCではあまり使われていません.