> 負荷がかかりすぎているんでしょうか、出てくる波形が見事なのこぎり波で、 > デューティを下げると、電圧が上がらなくなってしまう状態です。これは、 > モータードライバーの選択も間違っているのでしょうが、直ぐ手に入るものが > これしかなかったせいで、TA8050APを使用してしまいました。 東芝TA8050P http://www.semicon.toshiba.co.jp/td/ja/ASSP/Automotive/20020327_TA8050P_data sheet.pdf これを読むと、過電流保護が働いた場合、約100μsec周期で出力がでるような ことが載っていますが、こんな感じでしょうか?(確信はありません) CPUからの駆動を停止しても出力が勝手にでているのであれば、この可能性 が考えられます。 > 3048のPWMを使用して、DCモーターをコントロールしています。 > 回転する物体の回転角度を見て、止めたいのですが、 > これが、思うように制御できません。行き過ぎたり、目的角度まで > 到達しなかったり・・・ モータ駆動にはいろいろな方式がありますが、一番基本的な台形駆動について 勉強されると良いと思います。(特に減速から停止するまでの考え方) 尚、目標角近傍でハンチングするのを防止するには、目標角±nパルスの ゾーンに入れば位置決め完了と判断して、モータの駆動を停止させます。 積極的に停止するのであれば(あまり効きませんが)電気ブレーキ状態に 固定します。 但し、センサ(ロータリエンコーダ:RE)の分解能はこのnパルスの収束誤差 (目標偏差)を考慮して、十分高くする必要があります。H8では電気的には 4逓倍まで可能です。 > 今現在、電源は、SONYのビデオ用インフォリチウム > (7.2V〜8.5V)を使用して、7806で6Vにして、 > モータードライバーには、東芝TA8050APを使用しています。 > PWM周波数は、1kHzです。DCモーターは、6V用(狭山精密製)です。 東芝のスペックでは見あたらなかったのですが(探し方がわるいかも?) 駆動できる周波数には上限があった筈です。1KHZ程度なら問題ないかと 思いますが、一応確認しておいて下さい。 それから、ブリッジドライバでの電圧降下が1Aで約2Vありますから、電源 電圧はもう少し高い方が良いかも知れません。 このICはモータの駆動電圧がマイコン側の5Vを以上でも直接駆動できる はずです。 > 社内で相談したところ、D/Aで、コントロールしてみれば、 > と言われたのですが、このMLの過去ログを見たところ、 > PWMのモーター制御の話しか見なかったので、D/AかPWM > どちらにしようかちょっと悩んでいます。 > (2000番ぐらいまでしかさかのぼっていないので、その前に > あったのならすみません。) D/Aを使う場合は、このままでは無理でしょう。この場合は、電圧入力 型のサーボアンプと、速度発電機(TG)のサーボモータが必要になる 場合があります。D/Aと外付けのパワーOPアンプと言う意味なら可能 ですが。 > CPUも3052がいいのか、3069がいいのか悩んでいます。 費用、および基板実装面積に余裕があるなら、文句なしに3052です。 鈴木(正) --- Outgoing mail is certified Virus Free. Checked by AVG anti-virus system (http://www.grisoft.com). Version: 6.0.516 / Virus Database: 313 - Release Date: 2003/09/01