[H8-ML(692)] Re:消費電力やっぱりH8/300Hが. .....
From: Masataka Hirota <mhirota@xxxxxxxxxxxxx>
Date: 2000年07月14日(金)11時56分13秒
こんにちは、廣田@本庄です。
実は、3048Fは「電源使い放題」の環境でしか使ったこと無かったので
調べましたが、やっぱり大食いですね。
電池環境ではH8/3877シリーズを使っていて、4.9MHzで10mA程度でした
から、3048Fもそんなもんかな?思っていたのですが、
f=16MHzでなんと65mA。これに比べるとADM232Aの4〜15mAと言うのは
それほど大きな問題にはならないかもしれません。

"Henry Sugimoto of O.B." wrote:
> 通信相手が、PC で有れば、うまくすれば TD,RTS,DTRの出力
> 極性の違いを利用して、ダイオードで、整流し +、− 8V程度
> を得られます。  無電源ですから、うまい話になります。受信は
> 抵抗3本と2SC1815で、OKです。  送信は、少し、工夫が要り
> ますが、しょせん CMOS-+/- 5V のレベル変換です。
 この話は、小型組み込み型CPUのアプリケーション例に必ず出てきますね。
Z8のシリアルマウスへの応用資料にも回路図付きで詳しい説明が出ていました。
また、話は違いますが、「相手がPC」である事を前提にすると、
フォトカプラを使った「絶縁型RS232C」も作れます。これにより、測定系の
0Vレベルなどに影響を与えないで測定器とRS232Cを通じてデータ通信出来る
メリットが生まれます。ただ、消費電力の低減には寄与しませんが。

で、元に戻って。
3048F =65mA
ADM232=15mA
その他=??mA
最低でも80mAは常時流れているでしょう。
「劇的に減らした効果を出す」のは、「大食らいの物から手をつける」
となって、やっぱり何とかCPUの消費を押さえるしか。
あとは、3端子レギュレータをDC/DCコンバータに換えて電源系の効率
あげる。これは効果があると思います。3端子レギュレータですと
低ドロップ型のレギュレータでも入出力電圧の差は0.6V程度は必要です
が、DC/DCを選ぶと入力電圧<出力電圧の状態になっても使えますから
使い捨ての一次電池なら「最後の一滴」まで絞り出せる?。
もっとも電池の内部セルの放電終止電圧を下回った場合の放電特性の保証
なんてありませんから、あくまでも趣味の世界の話です。

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