"Henry Sugimoto of O.B." <ob_henry@xxxxxxxxxxxxxxxx> 様
こんにちは。 亀田@fellowです。
【2000年9月20日(水)15時45分24秒】頃に送信された
【[H8-ML(785)] 3067F20 ライターソフトは有りますか?】に関して回答します。
>他の選択肢 有りましたら、教えて下さい。
他の選択肢...と言う意味では参考にならないし、余談になって申し訳ありません...m(__)m
私の場合、昨年の開発でH8/3067RF20を使用しました。
書き込みソフトは以下の事が実現できないか考えて自作しました。
本来、H/W設計が主な仕事なので、ソフトは初心者なのですが。(苦笑)
(市販品は融通きかないし、H/W設計に制限ができるので嫌だった。(^^;))
1) Flashに書き込むデータの最後(1FFFF番地)にチェックサムを付加したい。(アプリの自己診断用)
2) パソコンのRS-232Cを使用して、オンボード書き込みさせたい。(杉本さんと同じ考えです。)
3) bootモードがLoadする子プログラムで、Flash以外のメモリ操作や状態変更ができる。
4) intel-HEX,S2,binaryの3形式をサポートしたい。
5) Flashの書き込み/ブロック消去/一括消去をサポートしたい。
納期が短いので書き込みソフト(子プログラムと通信ソフト)に当てられる時間は1ヶ月。
結局、1),2)以外は中途半端な状態で「書き込みのみ出来る」状態になりました。(^^;)
出来上がったものは...
・ 書き込み用通信プログラム(btlfwl.exe) 開発:Visual Basic6.0
※ Windowsパソコンで、RS-232C経由でHEXファイルをFlashに書き込みする。
※ bootモードのネゴシエーションと、子プログラムのアップロードに対応。
※ Flashに書き込むプログラムのチェックサムを自動付加。
(使ってない所は00hで埋めてます。(^^;) よって、128KB全部書き込む。(苦笑))
・ Boot用子プログラム(fl3067bt.hex) 開発:IMA(アセンブラ)
※ サイズ制限があるので、アセンブラで記述。
※ メモリ容量制限のため、書き込み・ダンプ・バージョン表示・ハンドシェークのみ対応。
※ 「32バイト単位通信→書き込み」は面倒なので、自作H/Wのメモリに128KB読み込んで一気に書く仕様に変更。
の2本でした。(^^;)
書き込み用通信ソフトは、VBで作成したためメチャクチャ遅くなりました。(泣)
折をみて、VC++で組み直したいと思ってるのですが...やってる時間が無いかも...(^^;)
子プログラムのほうは、書き込み・コマンド処理・バージョン処理・シリアル通信処理
で内臓SRAMの制限を越えてしまったので消去関係の部分はコメントアウトしてほんとに
「書き込みのみ」にしか対応できませんでした。(^^;)
「プログラミング技術を鍛えねば!!」と言ったところでしょう。(^^;)
ちなみに...私の開発環境は
・京都マイクロコンピュータ:PERTNER-ET (廃止品?)
・LIFE BOAT (現:SoftBoat):H8用・ICC/IMA (廃止品??)
です。(^^;)
アプリケーションのプログラムは、自社μiTRON準拠のRT-OSを載せました。
H8/3067用の定義ファイル(3067rf.inc/3067rf.h)を自作して
H8/3048で開発した時の環境を用いましたが、問題なく動作しました。:D
ではまた。
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【余談(^^;)】
前回MLに投稿した翌日、右目が見えなくなってきて...
この2週間「網膜剥離」で手術・入院してました。(苦笑)
病気して始めて解るのですが、「目」は大切ですよ。ホント。
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