いつも ロムばかりしています。 ちょっと気になる話なので、でしゃばります。 今から20年ほど前でしたか、basic をやり始めた頃 イギリスのパソコン関係の本でちょっと見たのを思い出しました。 （当然プログラム、機械ともに外国製が多い） １）外国人は 成果物が ［どのくらい役に立つか］ との観点から 値段をつける。 しかし ２）日本人は ［費用がいくらかかったから］の 観点から 値段をつける。 もし １）の考えを採用すれば 原価が100円でも 役に立つならば 1000万円でも良い（あくまで極論ですが） もし ２）の考えを採用すれば 役に立たなくても 原価＋利益 で 製品の値段が決まる。 しかしちょっと考えても分かると思いますが 毎日毎日コンスタントに作業する内容は 標準化しやすい分だけ 原価主義になじみやすい。 一方宝くじのような 一発もので たまたま1000万あたったから といって 原価 なんぼ と考える人は いないでしょう。 開発行為は 普通 プロジェクト としての性格を持つ場合が多いのでは ないでしょうか。 極論すれば ばくち（良く言えば投資）ともいえます。 現在 不況の真っ最中の業種、従業員が多いと思いますが 今の時代は 会社が払った人件費、設備費用が 商品売価と 結びついていないからでしょう。 考えてみれば供給する側（サーバ） 消費、利用する側（クライアント） どちらも当然必要ですが、クライアントに重点が移っているような気が します。 いろいろ難しいとは思いますが あまり 原価主義に とらわれないほうが 良いと思います。 いい商品ならば ずばり販売戦略を考えるべきでしょう。 （他人事だから、おっ、頭がさえてるなーーっ） ----------- 松ちゃん＠長年原価主義をむりじいされている全良な人
