コシヒカリ特集2


以前にコシヒカリ特集!を写真館に発表したところ、
ある方から大量のコシヒカリ製品が送られてきた。



見よ、如何にもネタにしてくれと言わんばかりの、この大量のコシヒカリ製品を。

** 本当にありがとうございます > Aさん **



新潟産 コシヒカリの蔵出し餅



どうも餅の部分がコシヒカリで出来ているらしい。
無理矢理コシヒカリを使ったという感も無く、自然なおいしさである。



あんこは標準的なこしあん。上品な甘みで、こいつは結構うまかった。



新潟の味 越の雅麺



お米100%の麺である。米って、案外なんにでも加工できるようだ。

こいつは「コシヒカリ入り」というところがミソ。例え一粒でも原料に
コシヒカリが混じっていれば書いても嘘では無い文句であり、
「コシヒカリ」の文字だけでハクが付く、大変便利な文句である。



背面を見ると、「そうめんとして」「うどんとして」「パスタとして」など、
一般的な麺類の調理方法であればどんな食い方でも美味しく頂けるらしい。
わたしはうどんが好きなので、うどんに調理することにする。鰹と昆布で出汁を
取り、具は刻み葱を載っけるのみ。関西では「素うどん」と称されるものだ。

意表を突いて、こいつは美味しい。讃岐うどんのようなコシとはまた別の
米らしい粘度の高いコシがあり、仄かに漂う米の香りが出汁とマッチする。

これは今回の一押し。



2月の半ばには、ここ横浜でも積もる程の雪が降った。



そんな中、買い物に行く気にもならないので、これを頂くことにする。

新潟産コシヒカリ使用 こしひかりそば(つゆ付)



雪の積もる中そうめんというのも何だが、暖房をキンキンに効かせた部屋で
吹雪を見物しながら冷やした麺を食うのも、また贅沢というものかも知れない。

調理方法は至って普通。ゆでて、冷やすだけ。



できあがり。

如何にも不味そうな盛りつけだが、まあ自分で食うときはこんなモンで良い。
お味は普通のそうめんとの違いは期待したほど感じられず、少々残念だ。

コシヒカリ製品には必須条件と言える、「俺様はここが特殊なんだ!」と、
良くも悪くも食す者に訴えかける強烈さが欠落しているためと言えよう。

地図に新潟県がある限り、我らコシヒカリ製品調査隊の使命は終わらない(かも知れない)



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