係助詞「も」の解説・補足(強め、詠嘆)

Q.強め、詠嘆、とは実際どのようなときでしょうか。by 春澄

1>あなたからメールも来ない
だと、電話や手紙だけでなく、メールすら来ないんですよね。メールの方が前者より簡単にできるという前提で。

2>あなたから電話や手紙どころかメールも来ない
だと、強調に見えますが、「メールさえ」の方が意味が伝わりやすいですよね。「さえ」などで置き換えると語調が悪くなるときに「も」を使うのでしょうか。

3>あなたからメールが来ない
だと、電話手紙でなく、メールを待っている、と強調されています。よね?


A.以下のような感じです。by 斎藤

1>あなたからメールも来ない
 文章中にメールは軽いものとあげているわけではないので、強調ではなく類推といって良いでしょう。よほどうまく使わないと1〜3の中で一番理めいたと言われやすいと思います。「メールもまた、来ない」と、意味の上では読み替えることもできます。(メールも来ない→メールより面倒な手紙なんか来るわけないという主観)

2>あなたから電話や手紙どころかメールも来ない
 1を丁寧に言っているだけですから1と似ています(たぶんそこが混乱の原因)。意味は確かに「さへ」と似ていますが、副助詞と係助詞の違いや字数、響き・音が違います。これは文章中に電話や手紙といっているので、類推よりは強調と見て良いでしょう。(手紙どころかメールも来ない→メールは欲しいという強い意志)

3>あなたからメールが来ない
 メールがこない、と事実を言っているわけで上二つと見比べるとメールに特化しているようですが、ふつうの文章でメールがこないと言えば、ああ来ないのね、で終わりです。これは理めいたとはいわれないでしょう。

いかがでしょうか?


戻る