創作短歌の発表

 短歌、俳句、詩など、募集中です。
イメージにあった写真や、画像付き短歌(企画中)なども大歓迎です。
感想などいただけると泣いて喜びます。

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6/20 連作1つアップしました。もう1つはアップなしです。
11/11 初の東北体験しました。しかも地震当日に。で、4首。
7/7 単品1首アップ。


   連作「記憶」 平成14年2月の作を手直ししたものです。
      平成壱拾五年四月弐拾五日 斎藤知宏

   唯の歌 まとめました。たぶん、徐々に増えます。
     平成壱拾五年四月弐拾壱日 斎藤知宏


   連作「乙女」 計画から一年越しでついにできかけ。。。実験的要素満載です。
    平成壱拾五年弐月弐日 斎藤知宏
  ちなみに18禁です。やらしい表現が嫌いな方も見ないで下さい。

   「おばあちゃん」
    平成壱拾五年壱月弐拾六日〜同年弐月六日迄 斎藤知

   連作「花柳」 だんご八つの甘い想い出(笑)。
    平成壱拾六年五月五日 斎藤知宏

   連作「界隈」  現実逃避の突飛な行動。
     平成壱拾六年六月末の梅雨の日に 斎藤知宏

   連作「野良猫」 6/10初転倒記念?
     平成壱拾七年六月壱拾八日 斎藤知宏

   連作「馴染み」 界隈の続編。アップなし。
     平成壱拾七年六月壱拾八日 斎藤知宏


支部旅行で行った初めての東北の歌いくつか
蔵王から忘れずごしにみんなみの吾妻にかすか雪つもる見ゆ 写真

あら肌に穿たる穴に紺碧の水は溜まりていきのねのなし 写真

石塚のあまた立つ野ぞ険しけれ 賽の河原の地は凍りたり 写真

透きとほる冷たく蒼き天に向かひ順に積まれし贖罪のいし
  平成壱拾六年壱拾壱月壱拾壱日 斎藤知宏 カンペ


行かむとす道はいばらの道なりき退くもいばらの恋路ぞ辛き
  平成壱拾六年七月六日 斎藤知宏


 雨降る中居合奉納し帰途につきたる時に詠める
雨後にさす雲間のひかり若葉さへたゆらにひかる山桜花
  平成壱拾六年四月四日 斎藤知宏

 薩摩の剣術「薬丸自顕流」を見て思ふ
棒振るひ奇声発せるをのこども あらぶる神のかかりますらむ
戦神みに宿らしめ奇声あぐるをのこどもみな棒振るひたり

  平成壱拾六年四月四日 斎藤知宏


 一年ほど前の歌。作歌状況は内緒で。

紫の濃きのうるはしベルベットのドレスの胸に伸びたる鎖骨
  平成壱拾五年四月弐拾参日 斎藤知宏


 
奉納居合見学の際、待ち時間に詠める歌
群青の木の実いくたに群がれり 生國魂の木漏れ日のはと
春の日の生國魂の木漏れ日の群青の実に群がれる鳩
  平成壱拾六年壱月参日 斎藤知宏 カンペ


 新年に我が短歌の道を詠める歌
我行くは冥府魔道か修羅道か この身果つるも治めてみせむ
  平成壱拾六年壱月参日 斎藤知宏 カンペ


 
仕事決まりて詠める歌
雨と降り川と流れて飲む水のよすがに生くるうつしよの人
  平成壱拾五年壱拾弐月壱拾九日 斎藤知宏
 返歌いろいろ
川流れ滝を作りてごうと鳴るうつしよの人みづからの道   なみゑさん

生きとせば今日も水面をこするかな誰か笑はむ身過ぎ世過ぎを   たみいさん

生まれいで土にしみいり川をなすいづれ海へと行く身ぞうれし   カメママさん


夏過ぎて秋来にけらしやはらかな日の降り注ぐ午後の路地裏
  平成壱拾五年八月参拾壱日 斎藤知宏


 
星それぞれに星としての生命があり、地球もその一つに過ぎない。ただ、水に化学的反応が起こり微生物が発生し、それが人間になるまで変化・修正しただけのことだ。それであるのに、満天の星々を「星くず」とは、いったい人間といふものはどこまで驕り高ぶれば気が済むのか。人間が真に聡明な生物であるのなら、この地球はここまでぼろぼろにされはしまい。ノアの箱舟に乗らないことを祈るのみである。
軍神は如何御覧や絶え間なく血の流れたる青き星くず
  平成壱拾五年八月参拾壱日 斎藤知宏

 自画
ぢりぢりと燻るたばこ 灰皿で燃ゆるも叶わぬ 人の道かも
  平成壱拾五年八月弐拾九日 斎藤知宏


 恒例の歯医者
厭へどもえぐり出されし歯は赤し 血の味のする午後6時半
  平成壱拾五年八月弐拾九日 斎藤知宏


寒き夏といへどをのこにふりそそぐ 夕立烈し夏はゐるらし
  平成壱拾五年八月弐拾壱日 斎藤知宏


 白鳥の湖より黒鳥のアダージョ
黒鳥になりて羽ばたく踊り子の伸びたる指の一筋の白
  平成壱拾五年七月弐拾四日 斎藤知宏


  歯医者の歌
斎藤さんと愛しき声で呼ぶけれど扉開けば地獄が待てや
看護婦は微笑めど此処は地獄なり拷問道具の針金多し
歯の根まで針は届きぬ感覚を奪ふ麻酔は痛くて苦し
奥の歯をいぢらるるらしぶちぶちと骨伝ひくる歯をえぐる音
歯をえぐる音は頬骨頭蓋骨にぶちぶち響き逃げられもせず
ヘーベルと呼ばれし道具を盗み見る先歪みたるねじまわしなり
(03/6/28訂正)
  平成壱拾五年五月弐日 斎藤知宏
全国の歯医者さん、ごめんなさい。
お子さんを歯医者に連れていかなければならない親御さんはお子さんに見せないで下さい。
いきたくないといわれても責任もてません。
03/6/28訂正:道具はSPではなく、ヘーベルでしたので修正。SPは違うもののようです。


 うましと言ひ母上食せばうれしけれ我の作りしペペロンチーノ
  平成壱拾五年四月弐拾日 斎藤知宏 カンペ


引っ越し後、仕事もなくされど実務経験も資金もない大学卒業直後の我、自らの努力と成果を疑う。その歌。
 人の為法を学びきされどなほ働き口なしごろ寝する我
 人の為法を学びきされどなほ働き口なし唯とたはむる
 賞状と過去では食まれず一頁重きをめくる求人雑誌
 引っ越しのままにおきたるすみの箱行政書士の賞状残る
  平成壱拾五年四月壱拾壱日 斎藤知宏 カンペ


我自身を題材として歌ふ
 ことのはを秘めていざよふ「これからの君のすべてを我にくれぬか」
  平成壱拾五年四月壱日 斎藤知宏 カンペ


捨てるべきか、保管するべきか、結論の出せぬペアリングの箱を見て、今と昔の違いを(二首)
 ペアリング右薬指にはむれども心地悪くて左に変ふる
 プラチナは今も変はらず輝けど指にはあらず箱に光れり
  平成壱拾五年参月弐拾七日 斎藤知宏 カンペ


 平井堅のエヴァンイフ聞く汝もまた救いの手もとむ恋の迷子や
  平成壱拾五年参月壱拾八日 斎藤知宏 カンペ


連作「永久」(未完成)より
 別れぬとただひたすらに言ふ汝は飛び回る吾の羽根をもぐのか
 別れぬとただひたすらに言ふ汝は吾が鳥なりとも羽根をもぐのか
   平成壱拾五年壱月弐拾壱日 斎藤知宏
 
汝はなれと読み、吾はあと読みます。汝はあなたのことで、吾は私のことです。


阪神大震災の犠牲者に捧ぐ
 命より思想選びし為政者の犠牲は多し八年経つ今も
 自らの信条取りて六千の命捨てぬる為政者よ泣け
 自らの信条取りて六千の命捨てぬる罪裁けねど
 信条を取りて御魂を選ばざる罪裁けねど我は許さじ
   平成壱拾五年壱月壱拾八日 斎藤知宏

八年は「やとせ」と読みます。
「罪裁けねど」は、文法的にちょっとおかしいかも知れません。


  デート(?)で行った空中庭園
 願ひ事唯また来むと星にかき天堂の木の端に吊りたり
 街埋むるあまたの粒の光受け風にて舞ひし髪ぞ儚き
   平成壱拾四年壱拾弐月五日〜壱拾弐日迄 斎藤知宏

また来むは、こむと読みます。こむでないと、意味が来たいにならないのです。

好古園池の水面に映りたる紅の葉はまたひとつ落つ
  平成壱拾四年壱拾弐月三日 斎藤知宏


 寝屋川の空に光りし一輪の牡丹は消ゆよ風に流され
   平成壱拾四年八月弐拾四日 斎藤知宏

知る人ぞ知る、梅D先生から「良い歌やね」という評価をいただきました。


  連作「永久」(未完成)より
 とこしえに見むと誓ひし空の下の椅子は古ぼけ人さへもゐず
 君と吾で贈りあひたる腕時計今は二人の時を刻まじ
   平成壱拾四年六月壱拾五日 斎藤知宏



 逢へぬ宵逢ふ日に見せる歌詠みて一時ばかり胸膨らむも
   平成壱拾四年参月壱拾弐日 斎藤知宏


 <だんなへ>
 合格と伝えたる時よろこばる我より熱き声ぞ嬉しき
   平成壱拾四年弐月六日 斎藤知宏


 うつしよに捨てたき物は多かれど今捨てたきは立場なりけり
   平成壱拾参年壱拾弐月弐拾八日 斎藤知宏


              書よみて賢くなれと大阪の母は銭を呉れたまいたり
      
(斎藤茂吉の歌をいじってみました。母はこれを見て金を欲しがっているのかと思ったそうです。ひどい話や。。。)
               平成壱拾参年壱拾弐月弐拾八日 斎藤知宏