[H8-ML(1838)] AKI H8 ネットボードのマイ評価レポート
From: "Henry Sugimoto of OB." <ob_henry@xxxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2002年05月10日(金)15時20分33秒
hamayan のレポートに従いDRAMを起動し、
自作TCP/IPプロトコルスタックを移植、WEB
応答の確認が出来ましたので、結果をレポ
ートします。  投稿してくれた各位に感謝。

1.シリアルロムの設定で割り込み許可ビット
 が漏れていた:割り込みが掛からなかった。
2.TRのインバーターは実用範囲だった。
 驚きのレスポンス---チップアクセス後 
 3uSでネゲイト。 アナログもまだ使える。
3./CS0に8ビット幅EPROMソケットを実装し
 デバッガーを接続した。
4.CPUのクロックはボーレイトを考慮した
 値に変更、発振を安定させるためCを裏で
 追加した。
5.3067からROMのバス幅、DRAM設定と
アドレス変更、NETCのアドレス変更と、8ビット
に伴う定数変更(内蔵RAMが半分になる)で
動きました。

PING応答速度比較  (日立Cコンパイラー使用)
bytes                      32  256   1024 1472  1473 2944

MC16                    13/4  32/4  90/4  129/4   -       -
14.74656MHz

H8 3068F25        10/4  21/4  65/4  93/4  122/4  212/4
18.432MHz

H8 3067F20         8/4  17/4  43/4   55/4   60/4  120/4
18.432MHz

SH2 7045F28        4/4  7/4  20/4  25/4  31/4    48/4
28MHz

SH3 7709            4/4  4/4  13/4  18/4  24/4  37/4
60MHz

1473バイト以降ではIPフラグメントが行われ2パケ
ットに分離して転送されます。
応答時間は4回の合計です。最も速いWin95で計測
3068以外はRTL8019ASを16ビット接続。 3067
は16ビット幅SRAM、SH2,3は32ビットSRAM。 
SH3はプログラムをRAMで実行更にキャッシュON.し
ています。 外はCPU内蔵フラッシュ実行です。

20パケット(11KBYTES)/SEC  のブロードキャスト
パケットを破棄しながら安定してPING応答しています。
パケット落ちは発生しますが安定に復旧しています。

嬉しい”おもちゃ”を提供してくれた各位に感謝します。

                                                    杉本

横浜市 緑区 東本郷 6-17-1-602
オンボード  Tel: 045-473-7678
URL:www02.so-net.ne.jp/~ob_henry

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