平田@マイクロフトです こんにちは山岸さん
> その考えを更に進めて、BASICで簡単なマシン語モニタを作り、それで
> マシン語プログラムを組んでRS232C通信でH8のRAMに入れる。
> というのは素人の私には難しいでしょうか?
> (私の素人度は皆さんご承知のとうりです。)
>
> また、以上の様な事を目的として、RAMの増設をなさった方はいらっしゃいます
> か?
似たようなことはよく行われます。私の使用しているデバック環境(YellowS
oft社製の環境)は、128KのRAMがデバックボードに載っています。デバッ
ク中はH8CPUボード上にデバックボードを差し込んでROM上にモニターROM
をのせてつかいます。
この環境を使うと128KのRAM空間にプログラムを転送して何度かカットアン
ドトライしながらデバックした後、OKとなればフラッシュにやきこんで最終試験を
する事ができます。ただデバックモードと実機ではベクターの位置やメモリーマップ
が変わったりするので、注意が必要です(Cでプログラムを組む分には起動ロジック
のは言ったファイルを差し替えるだけなんですが・・・(^_^))
最近RAMがずいぶん安くなっているので、フラッシュにはブートローダーだけ載
せて、ブログラムはダウンロードして使うハードをよく作ります。こうするとプログ
ラムにバグがでたり、修正依頼があってもメールでプログラムを送るだけで解決する
場合が多いのでらくです。
ただしH8に外部メモリーを増設するとほとんどのポートがデータバストアドレス
バスに転用されるので、せっかくH8に内蔵されている入出力ポートが使えません。
そこでデバック中は、外部ラッチや8255を増設して、疑似ポートを作ってデバッ
クした後、ROM化するときは内蔵ポートを使うようにするのですが、そこにケアレ
スミスが多くでて困ります(^_^;
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平田祥司 Shouji Hirata(GLP)
E-mail : shouji@xxxxxxxxxxxxx
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