平田@マイクロフトです > H8を基板にのっけて、PCI基板を作る方法というのは、 > ありますか? PCIにさすx86CPUボードの代替としてH8CPUを載せるのはめんどくさいけど(特にソ フトが・・・)、スレーブ基板として(インテリジェントPCI基板?)使うのはとても簡単で す。 スレーブ側はSHやDSPを載せた実績がありますが特段大変なこともなくのっかりま す。特殊な画像処理用のボードや多回線のG3,G4ボード、X25通信ボードなんていう ものを作ったことがあります。 PCIのブリッジ部分は専用チップを使うか、FPGAで作りましょう。私が参加したプロ ジェクトはMACHでゴリゴリ作っていました。確か機能限定であればフリーのIPもあっ たと思います。 > P.S. > なお、ホストは、実は、ウィンドウズでは恐らく > 無理だと思います。無理というのは、つまり、手順が > 面倒なので、リナックスを使えるなら、よしたほうが > いいという程度の意味です。 特に何も面倒なことはありませんよ。PCIドライバーもいろいろなツールがあるので ウイザードに答えるだけでドカンとスケルトンを作ってくれます。ただツールは高い ので、DDKのサンプルをそのままビルドして使っていますが、PCIアクセス部分は簡単 に出来ます。 私の周りでは、わさびいさんがやってらっしゃったタイムクリティカルな処理は LinuxやWindowsでやることは少なくインテリジェントIOを用意してそちらで処理/ バッファリングするようにしています。メインのOSはデータの保存やグラフ化で使用 しています。 ただ、PCIボードは基板の加工精度やエッジコネクターに費用がかかるし、ブリッジ 部の費用を考えるとH8載せるのはバランスが悪そうですね。(ハードウエアデバック も一発で動けば楽勝ですが、なにかトラブルと大掛かりなツールが必要ですし・・・) もう少し高速なCPUを載せて大量のデータ加工をさせるか、逆に簡単な応用はH8+USB の組み合わせの方が有効だとおもいます。 -- ===================================== 平田祥司(shouji@xxxxxxxxxxxxx) 株式会社マイクロフト(www.microft.co.jp) =====================================