今年は、西暦2000年問題の年末年始である。あと2時間余りで日付が変わるわけだが、国内で大きな問題が起きて混乱になることは、どうも考えにくい。一番心配なのは、自分のPCだったりする。機嫌良く動いている Windows を壊しかねないパッチなどを、無理に当てる気にはどうしてもなれない。敢えて問題が起きてから対処しようという、消極的な対策を行うことにしているからだ。もっとも、実際にどうなるかは、その時になってみないと分からないことだが。
Microsoft Excel なんてものを使って金の計算をさせてみる。しかし、わたしはパソコン初心者だから使い方を熟知しているというレベルからは程遠い。便利な使い方を一つ知る度に、おおーこりゃ便利〜! と、感動を一々声にして叫ぶような程度だから、慣れた人から見れば極めて非効率的な表を作っている気もするが、まあ良いだろう。表計算を使うと、電卓でやるには面倒臭すぎる計算がいとも簡単にできて大変便利である。仕事では、素人ながら時々使っていて、例えばルックアップテーブルを作るときに計算をさせ、その結果を配列に変換したりとか。
何故なら、どのようにしてドラゴンボールを手に入れるかということに敢えて重点を置かず、その過程に付随する「妙な出来事」が面白いからだ。現実と幻想が区別無く入り交じる、夢一杯の何でもありな世界で物語は描かれているが、しかし、不自然さを余り感じさせないところは凄いと思う。一般的に、安物のファンタジ世界には why や how といった疑問が付きまとうが、それらを変な論理武装や納得のいかないご都合主義でねじ伏せる程度では、吹っ切れ方の生ぬるい、騙し騙しの構成だと言える。
デザインセンスの良さそうな方が作成した Web ページを見ると、HTMLの新しく派手な機能がたくさん使われていたりする。つまるところ電子化されたドキュメントを合理的に伝えることが目的であった元祖のHTMLには、美しく表示させることまでは念頭に無い。従って表現力に不足があり、デザインを重視する人が新しい機能を好んで使用するのは、当たり前だろう。しかし、新しいHTMLを表示させるには、新しいブラウザが必要だ。誰もが新しいブラウザを使っていれば良いのだが、ところが実状は違う。
そうそう、肝心なところが Y2K 対応されていない。家や会社で使っている Windows NT Workstation だ。本格的に対応させるには、Service Pack 4 以降を入れろと Microsoft のサイトにはあるが、SP4 などを入れたことが原因で立ち上がらなくなることを覚悟するか、Y2K 関連の問題で立ち上がらなくなることを覚悟するか、運命を決めかねているわけである。どのみち絶望なら、どちらでも良いというものかもしれない。