On Sat, 15 May 1999 10:03:28 +0900 Noboru Aoki <ji1nzl@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > モービルハムというアマチュア無線雑誌にPICを使用した > 記事が掲載され、その方は頻繁にPIC マイコンが壊れた > 経験をし、原因を探していると、使用した Swithing 電源 > 5V の出力端子は、電源のOFFの瞬間に過渡的に高い電圧が > 発生するのを確認し、その問題がPICを破壊したと推論さ > れました。その記事では、この過渡電圧を避ける対策と > して5Vの3端子レギュレータでPIC電源を供給したら > 破壊が発生しなくなったと書かれています。 > > この指摘は、Switching 電源には、良質の設計品質のもの > でないものは、こうした結果を招くということを示唆して > いると思います。ただし、品質の良い設計のされた電源な > らば問題ないはずで、この記事での電源に発生した固有の > 問題かもしれず、すべてのSwitching 電源に当てはまるこ > とは確認されていないと個人的には推測します。 > (秋月社の 附属(おまけ)電源がどうなのかは未確認です) > > くぬぎざさんの破壊事例は、CPU自体にロットにより設計 > 上の電源保護の安全回路が入っていない、または破壊の > 耐力特性が異なることを暗示的に示唆されています。 > > 破壊原因の可能性は 次の3つ を推測してみました。 > 1.電源電圧のオーバーシュート過渡電圧による破壊 > 2.CPU自体に生産ロットにより破壊特性が強いもの弱いものがある > 3.CPU自体に生産ロットにより電源保護の安全回路が入っているもの > ないものがある > 4.電源の立上げ手順で、時間的に、5V 電圧の後に、12V電圧を加える > と壊れる、あるいは、その逆手順で壊れる。 > > いずれも推測なので、確認がとれませんが、2 が原因でなければ、 > 他の原因は、ユーザ側で事前の破壊防止対策がとれると考えます。 > 2.が原因とすれば、ユーザ側では回避不能ですが、業務応用を想定 > した場合に限定して、壊れたサンプルを製造社に送付し、破壊原因を > 調査を依頼することも可能と思います。 > > SkyGazer > Junsuke Kunugiza, jk@xxxxxxx Eccentric Labatory - http://www.exp.org/