こんにちは,小坂です。 8251は古くから使われていて,「TXRDYを見て、送信」をして,8251が送信ミスを起こすというのはちょっと考えられない気がします。 『ステータスの更新には、ある事象がステータスに影響を与えてから、最大28クロック周期の遅延が許されます』 というのは,「transmitterが送信可能になったという事象が起こってから遅延してTXRDYフラッグがACTIVEになる。」という意味で,「TXRDYフラッグがACTIVEになってから遅延してtransmitterが送信可能になる。」というわけではないと思います。 遅延を入れてうまく行くという現象を起こすもう1つの可能性はPCの処理が追いつかないということでしょう。 私のところでも,H8のSCIch1からWindowsのハイパーターミナルに38400bps-8bit-N-1bitで送信していますが,クロックが200MHzレベルの古いWin2000PCで取りこぼすことがありました。DOSPCならこのようなことはないと思いますが,Win2000はいろいろなイベント処理に忙しいようです。その時はハイパーターミナルをやめて,teratermにしてなんとかデータを取りました。(使用しているフォントサイズを小さくするだけでも,windowsがウインドウの再描画を行なう作業量が少なくなってうまくいったかもしれません。)クロックが300MHz以降のWin2000PCでは取りこぼしていません。 Tadaさんは19200bpsとのことですが,PCとターミナルソフトはどのようになっているのでしょうか。 **************************************************** 〒193 0997 八王子市椚田町1220-2 東京工業高等専門学校 情報工学科 小坂敏文 phone0426-68-5199 Fax68-5098