[H8-ML(3244)] Re:割込みによるシリアル通信について(ビットフィールド話)
From: Shigeru Makino <mac@xxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2003年05月25日(日)08時56分18秒
macです。

hamayan <hamayan@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> Shigeru> 以下、その趣旨に私見を含めて、なぜ「使わないほうが良い」
> Shigeru> か、まとめます。
> 
> まあ、そう断定的に書かれても。
> イエローソフトの立場とすれば、片やメーカー純正が有り、片やフリーソ
> フトの雄、GCCが有り、サードパーティーの苦しい立場で、ポリシーを持っ
> ているのは、それは良い事だと思いましたが、それにしてもそれを押し
> 付けられるのはちょっと。

別に押し付けちゃいませんよ。

そのような事実を知った上で、
使うのはプログラマーの自由です。

それに、「イエローソフトの立場」にたって、
言っているわけでもありません。

今まで、組み込み用にgcc、IARのICC、MicrowaerのC、
HitachiのCなどなど、組み込み用に限定しなければ、
Sony NewsOSのC, Sun OSのC, MicroSoftのVC++など、
YCHを使う前から、いろいろ使ってます。

I/Oレジスタの操作だけでなく、
バイナリ―のFile I/Oにしても、
構造体、共有体、bit feildは、
「互換性がない」という問題を引き起こします。

だから、内部処理に限定すれ構わないが、
外部と関わりを持つ処理には、
私見として使わないほうが良いと、
思っているのです。

文章として、一部Yellowsoftの説明書から、
引用したので、そう書きましたが、すべて私見です。
YCH8を使うずーと前からそうしているのです。

> 組み込みならあまり移植性を気にしない方が良いと思いますが。

そんなことはないでしょう。
実際、私は、MicrowaerのCで書いた6809用のライブラリーを、
IARのICCでH8/500に書き換えなしで使い、
YCH8でH8/300Hにも、そのまま使ってます。

> RISCなので、代用できる命令は用意しなかっただけの話で、それを言ったら、
> charデータも32bitレジスタで扱っているし。

これは構造体、共有体、bit feildとは別の話で、
charデータが内部的に32bitで扱われていても、
互換性に影響しているわけではないですね。

> Shigeru> 7. renesasのHeader Download Lisenceに拘束される。
> http://www.renesas.com/jpn/products/mpumcu/tool/crosstool/iodef/index.html
> Shigeru> フリーソフトにしてソースを公開したくても、
> 
> 公開するなら、事前に(この前事後承諾になってしまったが)ルネサスに連絡を
> 取って文書による了承を得れば。法律に触れる事は無理でしょうけれど。

フリーソフトに対する考え方が違うのかもしれませんが、
「承諾」を得る必要があるのは、既にfree(自由)ではない。

-- mac

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