椚座です。 On Mon, 26 May 2003 00:53:51 +0900 Amaike takehiro <tanpa@xxxxxxxxx> wrote: > あるコンパイラが「ビットフィールドに弱い?」とか「アセンブラレベルでどう > 変換されるか不明瞭」とかいう話はH8に限らずあるのだと思いますので、この際 > 「動く」事を前提にして「こっちの方法だとこう便利だよ」とか「こういう実装 > 方法もあるよ」などのテクニックを皆さんで出した方が発展的で良いのではない > でしょうか。 はい,わたしもそう思います。 ただまあ,「そうした問題が起きる可能性がある」という認識がないと 実務上どのようなスタイルが良いかを考えることも難しいのも事実です。 悪いスタイルでも,それが悪いと知っていながら割り切って使うのと, 何も知らないで使うのは大違いですからね。 わたしは,移植性,汎用性,対トラブル性などを個別にごちゃごちゃと 考えるのではなく,「やらしい部分」は徹底的に抽象化する代わりに, ハード依存べっとりも,処理系依存多用も,おおむね何でもアリです。 どうせそんなところで移植性や汎用性の議論はしてもしょうがないし, asm で書いてしまった方が楽な(あるいは書かざるを得ない)ことも あるしで,いわば「あきらめ派」です。 トラブルの起きにくいコーディングも重要ですが,それでもトラブルは ゼロにならないのが現実なので(たとえば平田さんの事例のように, コンパイラのバージョンで壊れる事態は普通は想定していないですから) そういうときに対処が容易な構造を保ちつつ,了解のうえで敢えて悪い スタイルを使うのなら,個人的には許せるし,合理的かなと思います。 なもんで,日立のヘッダを使ったりするのも悪くはないかなと思うの ですが,使うときはマクロとかでワンクッション置いて使っています。 本筋のコードでビットフィールドを直接いじったりするのは,ちょっと 気持ち悪いから。。 椚座 淳介 (Junsuke Kunugiza) E-Mail: jk@xxxxxxx http://www.exp.org/