廣田です。 Sawaguchi Yuji wrote: > オシロやロジアナの予算が捻出できないときは、ポート出力 質問された方は会社のメールアドレスで投稿なさっている訳ですし、おそらく 業務がらみか?と。 と、なれば、オシロかロジアナくらいは用意できるはずと勝手に思いこんでい ます。 最近はこれらのコストが非常に下がりましたよね。 オシロ、ロジアナとも100Msps程度で低機能ものなら両方買って20万円で お釣りが来る時代です。 趣味の世界ではかなりきつい出費ですが業務なら 持っていて当然の機器です。 趣味の世界でも最近ちょっとこのMLで話題が でたカメレオンUSBロジアナって手もあり、これなら1万円以下で入手できる。 このMLメンバーでも持っている人結構いるんじゃないかな? > 命令と同時に出力内容を適当な配列に順番に書き込んでおき、 > あとでダンプしてみるとか。 この方法は通信のコマンド解析結果などでもよくつかいますが、時間軸が正確 にわかりませんよね。周辺機器&LSIなどとのデータのやり取りはタイミング が肝ですので、これだけでは不十分です。 やっぱりオシロが手っ取り早い。 LSI、周辺機器インターフェイス回路の波形を観測しないで、「この回路を制御 しているプログラムは正確&正常に動作している」なんて言えないですよね。 一見正常に動作しているようにみえても、規格に対してどれほどのマージンで 動いているのかを検証しておかないと、あとでトラブったときまた悩むことに なる。 ちょっと横道にそれますが、最近Cで論理記述するツールが話題です。「これが あればCプログラマがハードウェアを開発できる。」って。 ところが、これらの開発ツールを出しているメーカの担当者が言うのには 「ハードウェア記述は時間軸が問題なのに、Cでは時間軸に関する記述が不十分 だし、ソフト屋さんも時間軸を理解していない。そこがこの手のツールの大きな 問題だ。」とのことでした。 > まぁそれ以前にポートピン番号とLCD側インタフェースとの > : > 出力させて電圧をあたること。 当然の下準備でしょう。 -- /****************************************************************************** Name: 廣田 正孝 "Hirota Masataka" E-mail address: mhirota@xxxxxxxxxxxxx ******************************************************************************/