[H8-ML(5060)] モーターから回り込む電流でボードを壊さない方法
From: <concon@xxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2004年11月09日(火)22時44分04秒
今野と申します。鈴木さん、お返事[H8-ML5057]ありがとうございます。

 まつぞのさんの質問の内容がちょうど私の知りたい部分と似ていたので
つい口を挟んでしまい、反則かな?と思ったので新しく起こしてみました。

 CPUボードを焼いてしまった話ですが、マブチモーターRC260RAと
タミヤのハイパワーギヤボックスセットを使って黒板の表面を動くおもちゃ
を作っています。
 車のシャーシにネオジム磁石をボンドで止めておいて、鉄板でできた黒板
に貼り付けて、垂直に登るようにします。
 電池込みで自力で登るので、めちゃめちゃ負荷がかかります。

 高速で動くときは良いのですが、低速になったときにPWMの有効成分?が
スカスカになるので止まってしまい、周期を長くしてみたりと調整している
途中で煙がでました。
 焼いてしまったのは北斗電子製の3048Fとそのあと乗り換えた3687
で、どちらも秋月製のように電源部分にレギュレーターが入っておらず、
自分で組み込むようになっています。焼けたのは電源のすぐ近くにあった
ツェナーダイオード?のようなものです。

鈴木さん曰く、
> CPU基板を壊す原因は、例えばCPUボードからでている5V電源をモータ電源
> として使ったり、モータドライバの電源端子に必要な電解コンデンサを取り付け
> ない、または、その容量が小さかったりしているのではないでしょうか?

 先週、いつも行く部品屋さんでモータードライバーのTA7291Pという
のがいいよというので、8つばかり購入し、配線図を描こうとして行き詰まって
いたところでしたが、鈴木さんのメールを見て7291の応用回路図を確かめると
あぁ確かに電源に電解コンデンサーがついている・・・のを発見、今までのは
つけていませんでした。

 解決!と言いたいところですが土日でないと作業が進められないので、
それまでの間に配線の構想を完成させようと思います。

再び鈴木さん曰く
> 図がうまく表示されないので良くわからないのですが、「TA7257Pの出力ピ
ン」
> はDCモータの+/-につなぎます。Hブリッジになっていますからスイッチングを行
> う4ケのトランジスタには回生用のダイオードが入っています。
> 但し、TA7257の動作モードは4ケのトランジスタを全てOFFする「ハイインピーダ
> ンス」モードと、下流側2ケのトランジスタをONする「ブレーキ」モードがありま
> す。
> 後者の使い方では、モータの両端を短絡したことになるため、起電力は電源に
> 戻らず、モータ内で消費されより強いブレーキ力を発生します。
> なお、東芝は大きな回生(ブレーキ)電流を流す場合には、ドライバ内の回生
> ダイオードと並列に整流用のダイオードを外付けすることを推奨しています。

前回の図はちょーどこの推奨されているのと同じつなぎ方でした。合っていたん
ですね。
 macさんの「クランプダイオードを安易に電源につなぐからそうなる・・・」
という一文にドキンとして、ここが間違っているんだなとアセりました。

 やっぱり原因は、電源に電解コンデンサをつないでいなかった、という
ことのような気がします。

> 説明になったような、ならないような・・・・・(心配だなー)
>
> 鈴木(正)

 だいたい分かりました。鈴木さん、どうもありがとうございました。
うまく行きましたらまた結果をご報告します。

 ただ、macさんの
「ダイオードのカソードをいったんまとめてコンデンサにつなぎ、
電源に返してあげる・・・」
というところが未だにナゾです。イメージできません。
 macさん早く良くなって退院してください。

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