平田@マイクロフトです 指摘された圧力計は使ったことがないので一般論ですが・・・・ メーカーのカタログに載っている精度は(おそらく)絶対的な精度で、短期的に見た 「相対的変化量」は案外分解能があります(精度があるわけではないし、保証されて いるわけでもないです。単に「分解能だけ」)。 温度や圧力計の設置状態がある程度一定であれば、以前試験したときは「エレベー ターが数階分移動した」程度の測定ができました。 ですから、たとえば900hPa〜1200hPaといった具合に想定するレンジを決めてその範 囲をOpアンプでADコンバータで取りやすい範囲に振ってやるとそれなりの変化がわか ると思います。ただし、アナログ/デジタル両方でノイズ処理を考えないと、何を測 定しているかわからなくなりますが・・・ (これはADコンバータの分解能を大きくして も結局一緒) ただ、圧力計は設置方向の変化に弱いものが多く、ラジコン飛行機に乗せるとなると 姿勢によって高度差ができるように見えるかもしれません。「高度観察」くらいはで きると思うけど、おっしゃるような「高度制御」をしようとするときついかな・・・ > 現在の問題はH8の10bit分解能じゃ、 > 10mの精度しか電圧がとることができず、使い物になりません。 気圧計だけでは10m精度で高度変化を取るのはきついかもしれませんね。飛行機の速 度で気圧計の設置場所の圧力は大きく変化しそうですし、地上にいるときでも日が 照ったり、風が吹くと案外細かく気圧が変化します。 同じ苦労するのなら加速度計を考えてはいかがですか? 秋月あたりで安く買えるし 積分していけば(理論的には)3次元の位置が把握できるはずです。 でもこれも 10mっていうときつそうですね。 -- ===================================== 平田祥司(shouji@xxxxxxxxxxxxx) 株式会社マイクロフト(www.microft.co.jp) 神奈川県横浜市青葉区あかね台2-11-29 =====================================