[H8-ML(5179)] Re:信号線or電力線―どちらを短くすべきか?
From: <concon@xxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2004年12月09日(木)19時44分57秒
今野です。鈴木(正)さんへご報告です。

むかしむかし、鈴木(正)さんいわく、

> フォトカプラーを使った信号伝達について
>
> フォトカプラーには動作速度の上限がありますから、使う前に
> 一応確認されることをお勧めします。
> また、フォトカプラーの後段は、必ずシュミットトリガタイプのTTL
> で受けてください。

 この「フォトカプラーの後段は、必ずシュミットトリガタイプのTTLで受ける」
という意味が、ようやく分かりました。

 私が参考にしていたのは「C言語によるH8マイコンプログラミング入門」
(横山直隆著)という本の第8.3章「直流モーターの制御」というところで、
この中の回路図では、
  [H8]→[TTLのゲート]→[フォトカプラー]→[モータードライバー]
という構成になっていて、ずーっとこの方式で来ていました。ところが、今回
作ったものを試してみると、モーターの半分が必ず同じパターンで誤動作を
繰り返すのです。

 どこに原因があるのかと、オシロスコープなどもつかって調べましたが、
モータードライバーの直前までは間違っていなかった・・・というところで
鈴木さんからのメールのことを思い出し、試してみました。

 モータードライバーの直前に74LS04(インバーター)を置いて(これしか
持っていなかったので)2回くぐらせてからつないだところ、ちゃんと動きました。

 要するに、長い導線でモータードライバーへたどり着くまでに、電力的に
ヘタってしまったわけですね。

フォトカプラーを使う場合の正しい構成は
  [H8]→[フォトカプラー]→[TTLのゲート]→[モータードライバー]
と考えたほうが応用が効くように思いました。
こんなことは本を見ていただけでは分かりません。

いまのところ問題点としては、4つあるモーターのうち、リード線が約1.5mの
ものが2つ、約2.5mのものが2つと、それぞれ長さが違うために、長いほうが
少し動作が遅れます。これはプログラムで補正できると思うので、そのままに
しておこうと思います。インバーターも、とりあえず動いたので、このままにして
おいて、さてこの先に進もうと考えているわけですが・・・・心もとないですね。

ちょっと間が開いてしまいましたが、鈴木(正)さん、アドバイスどうも
ありがとうございました。
理解するのに結構時間がかかったので、ご挨拶が遅くなってしまいました。
また近々次のギモンが生じると思いますので、よろしくお願いします。





 

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