今野です。鈴木(正)さんへご報告です。 むかしむかし、鈴木(正)さんいわく、 > フォトカプラーを使った信号伝達について > > フォトカプラーには動作速度の上限がありますから、使う前に > 一応確認されることをお勧めします。 > また、フォトカプラーの後段は、必ずシュミットトリガタイプのTTL > で受けてください。 この「フォトカプラーの後段は、必ずシュミットトリガタイプのTTLで受ける」 という意味が、ようやく分かりました。 私が参考にしていたのは「C言語によるH8マイコンプログラミング入門」 (横山直隆著)という本の第8.3章「直流モーターの制御」というところで、 この中の回路図では、 [H8]→[TTLのゲート]→[フォトカプラー]→[モータードライバー] という構成になっていて、ずーっとこの方式で来ていました。ところが、今回 作ったものを試してみると、モーターの半分が必ず同じパターンで誤動作を 繰り返すのです。 どこに原因があるのかと、オシロスコープなどもつかって調べましたが、 モータードライバーの直前までは間違っていなかった・・・というところで 鈴木さんからのメールのことを思い出し、試してみました。 モータードライバーの直前に74LS04(インバーター)を置いて(これしか 持っていなかったので)2回くぐらせてからつないだところ、ちゃんと動きました。 要するに、長い導線でモータードライバーへたどり着くまでに、電力的に ヘタってしまったわけですね。 フォトカプラーを使う場合の正しい構成は [H8]→[フォトカプラー]→[TTLのゲート]→[モータードライバー] と考えたほうが応用が効くように思いました。 こんなことは本を見ていただけでは分かりません。 いまのところ問題点としては、4つあるモーターのうち、リード線が約1.5mの ものが2つ、約2.5mのものが2つと、それぞれ長さが違うために、長いほうが 少し動作が遅れます。これはプログラムで補正できると思うので、そのままに しておこうと思います。インバーターも、とりあえず動いたので、このままにして おいて、さてこの先に進もうと考えているわけですが・・・・心もとないですね。 ちょっと間が開いてしまいましたが、鈴木(正)さん、アドバイスどうも ありがとうございました。 理解するのに結構時間がかかったので、ご挨拶が遅くなってしまいました。 また近々次のギモンが生じると思いますので、よろしくお願いします。