今日の一言(1997年8月分)




8月31日
1997年8月31日(日曜日) やや晴れ(どんな天気じゃ)

ぎゃーーーー 夏休みも今日で最後のようです。
また明日からは、つまらない学校生活がはじまるんですねぇ。

現実逃避モードばっかりで、宿題もやってないし。まぁ、何とかなるでしょう。やってない割には、相も変わらずPCいじりばっかりやりながら、余裕こいて終わった8月31日でした。お陰で、例のTelnetの動作も、大分マシになったみたいですけどね。

しかし、明日からの事を考えると、頭が重い...


明日から「今日の一言」の過去分は ./remark/ と言う新ディレクトリに移します。
また、ドメインが変るのも明日からですよ! お忘れなく。



もののけ姫
1997年8月30日(土曜日) うすぐもり

やっとと言うか、何と言うか、もののけ姫を見に行って来ました。

ほぼ2回見ましたが、なんか解りにくいですねぇ。私の理解力の不足もあるんでしょうが、なんか解りにくい。話を通して色んな事を問いたかったのでしょうが、ちょっと難しかったかなあ。

後でパンフレットを買って、帰りの電車で宮崎氏の解説を読みながら、あのシーンはああ言いたかったのか、なんて思い返した感じでした。そうやって見れば、言いたい事は凄く分かる気もするんですけどね。

それでも、解説?を踏まえた上で、もう一度見てみたいです。

しかし、ビジュアル面はものすごく良かった。



更新情報
1997年8月29日(金曜日) くもり

碓氷峠の話と突撃実験室のネタを追加した。なんかそれだけで疲れて、今日の一言を書く気力なんてないので、今日はこれだけ。

また、トップページの「読み物」の項目を廃止した。自己紹介は見れば分かると思うが、「あなたにもできるBBS開局」は突撃実験室の下に移動した。もっと書こうと思ってたんだけど、読み物らしいものも書いてないので... 廃統合させていただいた。



東京
1997年8月28日(木曜日) はれ

東京と大阪と言うのは、しばしば比較の対象となる。私は東京と大阪と言うのは、比較できない全く別の流れがあると思ってるので、比較はあまり好きではないのだが。

先日、東京に居たが、街が全体的に冷たく感じてしまうのは、私だけだろうか? 地元と何が違うのか、よくわからないのだが、何となく寂しい雰囲気が漂ってるというか。街の人達は、何か楽しくなさそうな顔をしている気がするんだよね。

それが、横浜まで行くとこれが無いから不思議。そう言えば、他の都市でも無い。東京と言うのは、何か特殊なものがあるのかな?



関東旅行記3
1997年8月27日(水曜日) はれ(横浜)

友人宅で朝飯を食うと、そのまま横浜へと向かった。その日の夕方に横浜で研修旅行のグループと落ち合う事になっていたのだが、横浜駅に着いたのは午前11時前。横浜駅周辺には何もないと判断、関内まで行って中華街をブラブラとする(写真=街華中!)。しかし、流石にそれも飽きて来たので、ある会社を訪問。SUNのワークステーションなどを見せて頂いた。値段を聞いて(PC並み!)、ちょっと欲しくなる。

そうこうしてるうちに、研修旅行グループから電話で呼び出された。中華街近くの市役所の近くに居るから来いと言われ、また中華街へ舞い戻る。中華街に詳しい人に案内してもらい、夕食を取ったが8人分の飯を奢る羽目に。なんて気前が良いんだろうと、自分でも感心するぐらいの金額になってしまった(笑)

大阪に着くのがあまり遅くなるのも困るので、飯を食い終わったら(6時過ぎ)すぐに新横浜駅へと行った。19時30分のひかりに乗って新大阪に着いたのは22時20分。もうこの時間になると、疲れがでる。結局、家に着いたのは23時を過ぎてしまった。



関東旅行記2
1997年8月26日(火曜日) くもり(高崎・東京)

高崎のホテルで朝食を食ったあと、東京行きの切符を買い、快速に乗った。上野着、10時57分。そのまま秋葉原へ向かった。お買い物を済ませ、しばらくぶらつくのだ。やっぱり秋葉原はすごいね、日本橋じゃ勝てない気がする。

その後、友人の家をお邪魔した。家は東京港区は南青山の高級マンションで、地下鉄で言えば表参道駅のすぐ近くにある。初めて行ったのだが、さすがに驚いた。地上12階の部屋からは東京タワーが見え(写真=デジカメじゃなきゃ、もっと綺麗のに)、下手な一戸建てよりも広い。なんか映画に出てきそうなところであった。郵便ポストの名前を見ると、個人名に混ざって、変ったお名前もある。漫画家の柴田亜美氏の事務所もあったのには少々笑った(写真=パプワ君 )。東京のマンションには、人は住まないのか(笑)

その友人と昼食を食べ、近くにある明治神宮などへも行ってみた。それでも時間が余ってたので、またまた秋葉原へ行く事に。ここ数日で3回目のアキバである。それでも時間が余ってたので、今度は渋谷へ。109とか言う百貨店で時間を潰したが、「109」の根拠は一体? NTTの3桁特番なんだろうかな。

夜はそこの家に泊めてもらうことになり、お世話になった。



関東旅行記1
1997年8月25日(月曜日) くもり(東京)

サボってた分を纏めて更新(笑) 過去の日記がずら〜り。

朝6時45分、家をでた。新大阪駅着、8時前。前に書いた通り、学校の研修旅行のスケジュールに合わせる形で行ったのだ。新大阪駅に着くと、研修旅行参加者は既に集まっていて、私は関係ないのだが顔を出した。部外者が何しにぎやがったと、賑やかに迎えられる。取り敢えず切符を買い、参加者に紛れてると、旅行会社の方、人数を数えたら一人多いので困ってた様子。迷惑な奴だね。予定通り、8時26分発のひかりに乗った。

研修旅行の連中は静岡で降りたが、私は東京まで行った。お昼前に東京に着くと、そのまま秋葉原へ。インターネットの出来るところを探したのだが、Hitachi Softとか言うお店へ行くと「無料体験コーナーはやめました」なんて書いてあるし。仕方が無いので、次のスケジュールを実行。上野から12時38分発の快速アーバンで高崎まで行くのだ。ここからは青春18きっぷ(写真)と鈍行の旅、これから、碓氷峠へ行くのである。

高崎に着いたのは、14時過ぎ。曇り空で、すずしい。高崎駅の近くの操車場には、妖しい客車がゴロゴロと置いてあった。マニア必見と言う感じ。昼飯を食おうと思って駅を降りたら、駅前に良さそうなホテルがあったので予約も入れておく。

高崎で普通電車の横川行きに乗る。高崎から横川までは直ぐだが、だんだんと山が深くなってくる感じ(写真左=車窓)。信越本線の横川−軽井沢間は今年で廃止になると言うこともあり、横川に着くと、早速鉄道オタクな感じの人たちがカメラを構えてるのが目に入る(写真右=撮影中の方々)。危険なことをする連中も居て、駅員さんも怒鳴ってるし。大変だねぇ。

そこから軽井沢へ行って、また高崎へ戻って一泊。碓氷峠の詳しいレポートは後日書くので、ご勘弁を。



花火大会
1997年8月24日(日曜日) はれ

某ネットのオフ会で、地元の花火大会へ行ってきた。皆さんは電車で来られるのだが、私は地元。歩いて10分ぐらいのところで行われる。しかし、道路が通行止めになるなど、けっこう良い迷惑だったりもするんだけど。

見物は淀川の堤防内で行われるため、出口が少ない。そのため、帰りは混むので早めに出る予定が、時間を忘れて最悪の時に出たような気も。帰りの混雑と言うのはすごいもの。あそこだけ酸素濃度が薄かった気もする。

それから、他のメンバーの方々は2次会?に行かれたようだけど、私はトンズラ。明日から東京なので、朝が早いのだ。新大阪に午前8時に行くとなると、家を7時前には出ないといけない。

ついでに、27日か28日まで更新を停止させて頂きます。



圧力計
1997年8月23日(土曜日) はれ

写真は何の変哲もない圧力計。しかし、前から気になっていたのだが、何故か圧力計の下のパイプが一回転している。何故、わざわざそうさせるのか、きっと理由があるはず。そこで、化学プラントの設計などを職業としている親父に聞いてみたが、知らないと言う。会社で調べてもらい、そんな(どーでもいい)疑問がやっと解けた。

問題のコイル状のパイプはサイフォンパイプと呼ばれ、蒸気などの高温で凝縮性のある気体の圧力を計るときためのオプションである(写真も蒸気パイプ)。圧力計の内部は高温の気体に耐えられるようには作られていない。例えば蒸気の場合であれば、サイフォンパイプ内に蒸気を凝縮させ、この凝縮水で高温の蒸気が圧力計内部に直接入り込む事を防ぐのだ。

低温の空気などの、圧力計に被害を与えないような気体であれば、直管で圧力計を取り付ける。つまり、圧力計とサイフォンパイプは別々の物であり、必要な時にだけつけられる。別々に売ってるんだって。

高温の非凝縮性の気体(熱風とか)の場合や、腐食性の流体(塩酸とか)の場合はサイフォンパイプでは間に合わない。何故なら、熱風は冷えても液体にはならないし、塩酸は圧力計内部を腐食させてしまう。そんな場合は隔膜式圧力計と言う、内部をテフロンのような膜で覆った圧力計を用いる。

化学プラントでは変なものが流れてるパイプが多いので、普通は隔膜式圧力計を使うそうだ。蒸気配管は部署が違うから、サイフォンパイプは知らなかったと、親父は言い訳をする。



バイトも終わり
1997年8月22日(金曜日) はれ

ここに何度か書いたマーガリン工場のお仕事も今日が最後。明日から本当の?夏休みなのだ。短い間だったが、なかなか楽しかった。不思議と、嫌な事が極端に少ない職場で、良かった。普通は嫌な事の1つや2つぐらいは有ると思うのだが、それも無かったからすごい。

全然関係ないのだが、月曜日から関東方面へ行く。学校の任意参加の研修旅行なのだが、あまり気が進まない。富士山麓で野外活動、横浜で市内観光、東京ディズニーランド、と目的がはっきりしない。大体、この糞暑い時にディズニーランドなる場所には、行きたくない。

そこで、似たような行程で、個人的に行く事にした。まずは、同じ新幹線に乗り込み、東京まで行く予定。そこから軽井沢へ。2日目は軽井沢から再び東京か横浜辺りまで戻って一泊。3日目に横浜で遊ぶ予定。こんな感じで、適当に計画をたてているのだ。

学校の連中とは、3日目の横浜で落ち合う。それまでは一人旅なので、どうしようか困ってるところだけど。中華街でもぶらつこうかな。



電車の席の幅
1997年8月21日(木曜日) はれ

大阪のオバハンは、電車の席がちょっとでも開いていれば厚かましく座る、なんてよく言われる。まぁ、そんな光景もよく見るし、そうで無いオバハンも居る。以前に端にある2人がけの席に3人で座ろうとしているのを見て、驚いた事があるけど。オバハン2人が、関係の無い人を無理矢理詰めさせて、座ろうとしていた。

電車のロングシートの幅は決まっている。鉄道営業法の普通鉄道構造規則は、乗客一人分あたりの幅を400ミリ以上と決めている。また、昭和54年には、一人につき430ミリとJISで規格化された。

そんな数字で幅を言ってもわかりにくいので、自分が電車で座るように座って、実測してみた。私は身長165センチ、ウエスト72cm、体重は50キロぐらいと小柄な方。しかし、それでも400ミリぐらいあった。ケツの大きい人が座れば、430ミリではきついかも知れない。

しかし、これはケツの幅のお話。電車で座る時に邪魔になるのは肩だと思う。私の肩幅は430ミリを超えているが、それ以上の人も多いはず。特に冬場になれば、コートとか着てるからね。狭くなるはず。

別に何が言いたい訳ではないけど(笑)



ねむたい
1997年8月20日(水曜日) はれ

眠たい。昨日telnetやら、何やらでここ数日は寝不足気味。午前1時以降に床に就いて、起きるのは6時。今週の平均睡眠時間は5時間程度で、もうこんな生活はやってられない。

そんなの普通やん、なんて言う人もいるやろうが、元々10時間ぐらい寝ないと駄目な方なの。どこの馬の骨か知らんが、8時間ぐらい寝れば十分なんて話?を出した奴は私の事を考慮してないらしい(笑)

行き帰りの電車の中も重要な睡眠時間なのだが、今日はよだれを垂らして寝てしまった(マジで)。なんか手が濡れてると思ったらヨダレ。この歳にもなって、ヨダレを垂らすとは。かっこわる〜

と言うわけで、おやすみなさい。


第二回目のTelnet接続実験を行います。またどうぞ。(1999/12/01補足:終了しました)



涼しい
1997年8月18日(月曜日) はれ時々くもり

今朝、7時前に家を出たらなかり涼しかった。ちょっと秋の初めのような感覚で、なかなか気持ちが良かった。それでも昼間は暑いけどね。夏場は寝てる時に大量の汗をかくのだが、昨日は比較的少なかったと思う。

涼しいと言えば、関東の方が羨ましい。大阪の夏は暑いのだ。お盆を過ぎても残暑が続くのは関西の特有の気候なんだろうか。以前に、8月の終わりぐらいに成田空港に降りた時は、あまりの涼しさにびっくり。大阪を出た時は残暑そのものだったが、成田の外気温は肌寒いぐらいで印象的だった。まぁ極端な日だったのかも知れないけど。

しかし、私は寒いのは駄目。冬は苦手だから、どちらかと言えば暑い方が良い。



大阪的な看板
1997年8月17日(日曜日) はれ

お盆休みも今日でおしまい。明日から仕事なのだ。
そんな訳で、ちょっと手を抜いて? 大阪らしい駐車禁止の看板を掲載してみる。

写真その1 写真その2 (重くなるので、こうしておきます)

学校の近くで偶然みつけた看板。駐車違反の多いと有名な大阪だが、事務的な駐車禁止の看板よりも効果は高いのか? それも「エンジンを切れ」にも5分の猶予があるところがおもしろいね。



夏休み
1997年8月16日(土曜日) はれ

高校生の夏休みには宿題と言うものがつきもの。お盆を過ぎたし、そろそろやろうか、なんて今日は一日思ってたのだが。結局エンジンはかからずで、まだ殆どやってない。進学校などに比べれば、量的にはかなり少ない方だと思う。それでもやるきが起こらない。

今日やりかけた内容は無機化学をノートに纏めろというもの。授業では時間が足りないから、その分は家でやってこいと言うコンセプトなのであるが、実に手抜きな授業だ。夏休み明けに、ノーと持ち込みテストをするそうだけど、お手柔らかにね>パンダさん(読んでるかも知れないので)

ま〜、例年この調子で9月まで何もしない、どうしても提出を求められたものだけ適当にやって出すのがオチかも...

ん〜、しかし夏休みは休みなんだから、休みと割り切れば良いのに。宿題なんて必要なんだろうかね? 自分がやりたくないからと言う意味も無いわけではないのだけど、休みの間にも何か学ぶことはあるでしょう。旅行へ行ったり、バイトしたり、何でも良いと思うんだけど、ダラダラとした生活でもなんでも、それなりに楽しければ「有意義」な夏休みと言えるでしょうね。

私はバイトばっかりなので、実質的な休みはお盆だけになってしまったけど。それなりに悪くないダラダラ生活とは縁の無い夏休みになってしまったよう。



大阪ドーム
1997年8月15日(金曜日) はれ

友人が野球を見に行こうと誘ってきたので、大阪ドームへ行ってきた。野球観戦なんて何年ぶりだろう。かなり久々であった。広島−阪神戦、結果は5−3と阪神が負けてしまったのは残念。変なプレーばっかりで、ちょっとストレスの溜まる試合だった。

大阪ドームへ行くのはこれが初めて。あそこができた頃は大阪ではちょっとしたイベントになってた。親父の実家がドームの近くの九条商店街にあるのだが、商店街あげて祝福してたよう。テレビで商店街が紹介される度に、親父も一人大騒ぎしてたけど(笑)

あの場所、元々は大阪ガスのガス工場があったそうで、昔は石炭からガスを造っていたそうだ。当時はたくさんの円筒形のガスタンクに造ったガスを溜めていたそうだが、今は液化した天然ガスを数個の丸いタンク溜めている。そのため、余った土地にドームを建てたというわけだったと思う。もちろん、そんな関係もあって、空調システムは大阪ガスのガス空調を採用している。

話は変わって、試合中にPHSが鳴り出したのにはびっくりした。試合中は留守録にでもしておくのだが、まさかドームの中も圏内だとは思わなかったのだ。通路の天井を探してみると、あるある。NTTパーソナルとアステルのCSを発見。DDIは見付けられなかったが、きっとどこかにあるんだろうね。ドームの中にまでCSが設置されていたのは、ちょいと驚き。

(にぐるさん、今日はそんな訳で時間が無くてごめんね)



京都駅
1997年8月14日(木曜日) はれ/くもり/夕立

前に同じ事を書いた気もするが、所用で京都へ行ってきた。

京都駅は日本一の駅ビル建てるとかで、つい最近までかなり大規模な工事をしていた。駅だけは閉鎖できないので、乗客の頭上で鉄骨が溶接されているような感じ。通路と来たら、プレハブの臨時通路が時々刻々と位置を変え、乗客を惑わす為のダンジョンのようになっていたのだ。

で、今日行ったら吃驚。ピカピカのガラス張りの近代的なビルが完成していた。まだ内装などはできてないそうで、それは秋ぐらいの完成だとか。劇場やホテルができる(た)らしい。それにしても、すごい駅舎。日本一を誇るに相応しい出来と言える。でも、あのビルの窓拭きの仕事は恐いやろなぁ(笑)

しかし、あの駅舎は京都には全然似合わないと思うのだ。大阪のような事務的な街の駅であれば、問題ないと思う。しかし、寺院やら何やらで観光客を引き寄せる京都でしょう。もうちょっと情緒あふれる? 街並みに溶け込んだものを建てられないものかと、ちょっと残念。奈良駅はお寺風の作りになってて、やっぱり奈良へ来たと思わせる雰囲気になってるもんね。京都も見習って欲しい。

そういえば、鴨川にフランス風の橋を架けると言う話もあったらしい。当然の如く、市民は猛烈に反対したそうだけど。何故、京都にフランス風の橋を架ける必要があるのか。全く理解できない話。



下品な新聞
1997年8月13日(水曜日) はれ

夕方の通勤時間帯に電車に乗ってると、新聞を読んでいる方が多い。もちろん、それは構わないのだが、目立つのは一部の夕刊の下品な内容だ。女の裸の写真。それなりの需要があるから、毎日掲載されるのであろう。

お下劣な写真は全然悪くない。私も大好きであることは否定しない。が、このようなものを、電車などの公共の面前で平気で広げられる神経とはどのようなものなんだろう。見たければ、自宅で存分に見れば良い事なのに。人の迷惑にならなければ、基本的に何をしても良いと思っている。しかし、そんなものでも、不愉快な思いをされる女性もいるのではないだろうか。

それも、割と社会的地位の高そうな感じの人が多いから情けないのよね。立派な背広を着て、胸には大手企業のバッジ。が、読んでいる新聞の一面には裸の写真か。かっこいい〜。



ちゃりんこ
1997年8月12日(火曜日) はれ

仕事の帰り。職場近くの交差点で信号を待っていたところ、後ろから何かが突っ込んできた。後ろからだったので、直ぐには何か分からなかったのだが、それはオバハンの自転車だった。

事件は非常にスムーズに終わった。オバハン、突っ込む -> 馬鹿みたいに笑いながら、「あーごめん」と一言 -> そのまま過ぎ去る。この間、5秒もなかったと思う。突然の事態を頭の中で理解して、なにか言ってやろうと思った頃には、オバハンは既に居なかった。

人に自転車で突っ込んでおいて、ちょっとでも罪悪感は無いのだろうか。「あーごめん」と謝るのは正しいと思うが、何故にゲラゲラ笑うのだろうか。謝れば、こちらが事態を把握する前に場を去っても良いのだろうか。まったく、困ったものである。

ただ静止している人間に自転車で突っ込むような奴は、お互いの安全の為にも乗っては行けない。まぁ、当然のように去っていく態度は、それ以前の問題だけどね。



人間のする事なんて
1997年8月11日(月曜日) はれ

もう既に「古い話題」として分類されるのかも知れないが、少し前に動燃の原子力関連の施設で事故が相次いだ。次々に新しいニュースが出てくるから、もう忘れたって? 最近になって、動燃の話題が少し出たので、また穿り返すのだ。

ある施設が事故った。ニュースはその話で持ち切り。マスコミは挙って動燃を叩いてみる。やれ、ビデオ隠してた。やれ、事故は起こらないと、動燃は言ってたハズなのに事故は起きた。そんな当たり前の事をできない組織は・・・どーのこーの。

なんて、最も当たり前のことが分かってないのはマスコミかも知れない。原子力施設も人間がやってることだから、それなりの事故が起きるのが当たり前であるのではないだろうか。絶対に事故の起きない工場なんぞ、あり得るのだろうか。人間がやってる限り、事故は起きるのが自然であり、危険な施設もそれを前提にしないと行けない。

例えば、ビデオ隠しを叩くのは構わないと思うが、事故が起きないと事前に役所などに届け出てたことを叩くのは変だと思う。役所や、地元に「こんな事故が想定されます」なんて言ってたら、施設のOKは出ないだろう。嘘でも良いから「事故は有り得ません」なんて言う風な報告書を出してたんではないだろうかねぇ。

「事故は有り得ません」こそ「嘘だ」と却下されるべき。ある程度の事故を前提にするのが、正しいと思うね。



くるま
1997年8月10日(日曜日) くもり/にわか雨

WEBを巡回していると、車好きの方が多いのが良く分かる。が、家や親戚の場合は、車にこだわろうとする人間が少ない。そんな訳で、車は「走って止ればそれで良し」が基本概念となっている。

家で乗ってるのは中古で買った安物のカローラ。普段は親父の通勤用になってるが、遠出するときも勿論カローラなのだ。どのぐらい安物かと言うと、95年ぐらいのヤツなのに、窓は手動で開ける仕様。水没事故の時には、車内に閉じ込められて、溺れ死ぬようなことは絶対にない安全設計なのだ。それも、どういう訳か、姫路ナンバー。

そして、今日は親戚の車に乗せてもらった。こいつは10年ぐらい前の白いブルーバード。当時は、何故か白い車ばっかり走っていたが、いま見ると、なんか営業車みたいに見えてしまう。どこかが擦ってるようで、低速で走行すると「きゅーーーー」と凄い音を立て、周りの歩行者の注意を促すのだ。

その問題音は前からあったのだが、今日は音がかなり違う。何かいじったのかと思い聞いてみると、マフラーに錆び穴が空いたとのこと。それは低音が響き渡る、若いアンちゃん風の音である。が、運転してる人間は普通のジジィ。

「ぼぼぼぼぼぼぼぼ、きゅーーーーー、ぼぼぼぼぼ」と、ボロを宣伝しているブルーバードに、改造マフラー並みの音。全ての歩行者の視線がこちらに向けられる、このミスマッチは何とも言えない。



地下鉄2
1997年8月9日(土曜日) くもり時々雨

ネタが無いので、またまた地下鉄のお話。

「大阪ではかなり昔からリニアモーターカーが走ってる」なんて言っても、信じてくれる人は少ない。「山梨かどっかの実験場だけでしょ」なんて言われてしまいそう。しかし、ご存知の方もいると思うが、これは嘘じゃないのだ。事実、毎日運行されていて、通勤通学に使われているのだから。

問題の鉄道線は大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線。花の博覧会の時に鶴見緑地線として開業、何箇月か前に路線が延長され長堀鶴見緑地線に名称を変更し、また今月にも延長が決まっている。この路線だけは他の路線とは変わっていて、規格が全然違う。日本初(世界初だったかな?)のリニアモーターカーを採用した地下鉄なのだ。

車体は浮きも何もしない。何故か普通のレールの上を走行し、超伝導とも関係がない。リニアモーターカーと言うと、必要以上の期待を寄せる人がいるのだが、見た目は普通の地下鉄。音は普通のVVVF風。軌道だけがちょっと違うのだ。混同してる方って多いのね。

リニアモーターと言うのは、回転運動を起こすモーターを平たく延ばしただけのもの。回転が平たくなれば、平行な推進力が発生する。従って、走る電車には都合の良い動力なのだ。

線路を良く見ると、枕木の間に怪しげなプレートがひたすら並べられている。これはモーターで言うところの固定子に相当するもので、リアクションプレートと呼ばれる。モーターの回転子に相当するコイルは車体の方に取り付けられ、これがリアクションプレートの上を滑るような感じで走行する。そんな動力方式を採用すれば、ミニ四駆でもリニアモーターカーになってしまうわけだ。

ちなみに、磁力を利用して浮いたりするのは、「磁気浮上式リニアモーターカー」などと、差別化して呼ぶ。その中で、採用する技術の違いにより、もうすぐ実用化されるかも知れない「常電導磁気浮上式〜」とか、山梨でやってる「超伝導磁気浮上式〜」と名前が変わってくる。その中でも、最も実用的じゃないかと個人的に思う方式が常電導磁気浮上式だ。山梨のは無駄が多いんじゃないのかな?

磁気で列車を浮上させる方式には、「吸引式」と「反発式」とがあり、前者は磁石のNとSの引っ張り合う力で浮上させる方法、後者は磁石のNとNやSとSのように、反発し合う力で浮上させる方式である。浮上させた列車はレールとの接触がないので、接触の不必要なリニアモーターで駆動する。これで、磁気浮上式リニアモーターカーになるわけだ。

だからどうした、と言う感じだが、この二つの方式の差は大きい。問題は想像も出来ないような強力な磁場の、人体への影響である。あまり取り上げられることは無いようだが、反発式は特に深刻であるそうで、山梨で実験されているのは反発式だったと思う。吸引式は、それほどでも無いそうだけど。吸引式の電磁石で浮上させるのは実用化していたと思う。



地下鉄
1997年8月8日(金曜日) はれ

通勤に大阪市営の地下鉄を利用している。久々に書いてみる鉄分の多いネタだねぇ。

地下鉄は、多くの電車が各駅停車で、比較的短い距離を走る。そのため、発進と停車を多く繰り返す分、電気も多く食うらしい。ブレーキの時も運動を熱に変えて捨てるだけではもったいないので、惰性で発電し、その電力を架線に戻してやるようなこともやっているのだ。地下鉄だけではなく、地上を走る電車や電気自動車も採用しているそうだが、これを回生ブレーキと言う。

軌道にも工夫があるらしい。普通に乗ってるだけでは気付かないが、地下鉄の軌道は、駅間の線路を駅の辺よりもやや低い場所に掘ってある。つまり、駅からを出発する際には下り坂になり、加速がよくなる。で、駅間を半分ぐらい走って、駅に到着する前には上り坂になるので、止りやすくなるのだ。一番前か後に乗って窓から見ると何となく分かったりするのだが、目で見てもやや勾配があるのがわかる。

地下鉄に乗ると、架線が無いことに気付くかも知れない。これは第三軌条方式と言い、線路の脇にある電力供給用のレールのようなものから給電するのだ。何故こんな事をするかと言うと、地下鉄の建設費はトンネルの断面積に比例するから。架線やパンタの分、天井が高くなるので、建設費が嵩む。そこで、隅っちょのデッドスペースを活用して、架線の代わりをするわけ。

でも、ここには750ボルトとか、1500ボルトぐらい流れてたりするので、少々危険。レールに向けて立ち小便をする酔っ払いがいたら、猥褻物ナントカを通り越して、即電気死刑になるかもよ。



クーラー
1997年8月7日(木曜日) 凄い雷雨のち雨のちくもり

この時期、クーラーは必需品だ。私の部屋のエアコンは煩くて余り使いたく無いと言う話は前にも書いたが、叩きまくったらちょっと静かになってくれた。でも、冷夏?だからあまり要らないね。

通常の冷房はフロンなどの冷媒を電気で圧縮して、熱を外へと動かすヒートポンプの応用。室内の熱を室外へと移動させて、部屋を冷やすのだ。ちなみに、暖房はこれと逆のことをする。室外の熱を室内に運び込む。よって、外が極端に寒いと機能しない。

最近、ちょっと変わったクーラーを普及させようと、変な宣伝がTVで流れている。一つは、関西電力が頑張ってる氷蓄熱式冷房。ビルなどの昼間だけ稼動する施設では、夜間は冷房の必要が無い。そこで、安い深夜電力で氷を大量に作り、その冷気?で昼間のビルを冷やすと言う仕組みらしい。これは、頭の中でも想像できると思う。でも一般家庭には向かないね。

もう一つはガスエアコン。これは大阪ガスが大層たらしい音楽と解説を付けてTVで宣伝してるやつ。その気になれば、一般家庭でも取り付けられるそうだ。そう言えば、モデルハウスで見たような気もする。ガスでどうやって冷やすのか? 実は私もよくわからない。聞くところによると、ガスを燃やして冷やすそうだ。燃やしたら熱い。なのに冷えるのか? 不思議なのぉ。大阪ガスのサイトにも説明があるが、よく分からん...



マーガリン屋・その後
1997年8月6日(水曜日) くもり時々雨

夏休みに入ってからマーガリンを作り初め、今日が最初の給料日となった。7月に何日間かやった分だけなので、金額はそう大きくないが、やっぱり給料日は嬉しいもの。それも現金払い。金額が大きい場合はどうせ銀行に消えちゃうから、実は振込の方が楽なんだけどね。封筒を開けて、札をニタニタと数えるのも悪くないか(笑)

さてさて、マーガリンの製造工程は未だあまり知らないのだが、溶かした食用油脂やバターに脱脂粉乳や香料などの食品添加物を混ぜ、それらしい大きさに固めて形にしたものがマーガリンだと思う。で、私が主にやってるのは、油脂を溶かす作業。油まみれになって、釜に放り込んで行く話は前に書いた通り。

これがやや3Kな作業なので、かなりテキトーだったりする。そんな訳で清潔はあんまり考慮できないのだ。汗やら、その他の異物が混ざることなんて、けっこうあったりするのだ。こういう所では、自分が食うものじゃないから、と言う考え方が重要になってくる。食い物に困りたくなければ、食品業界で働いては行けない。

他の添加物と混ぜる部屋や、マーガリンの包装をやってる部屋は割と清潔を心がけてるのだが、製造工程の頭部の部分がこれだから、あまり意味がない? まぁいくら清潔でも、1トン中にソルビン酸カリを1キロ入れたら、食いたくなくなるけどねぇ。胃癌の原因ともいわれてるが、これを自分が量ってるのか...



親戚の呼び方
1997年8月5日(火曜日) くもり、突然特大雨

ウチでは、親戚の名称に、その親戚が住んでいる場所の地名を用いる。

例えば、叔母の家に遊びに行く時には、「吹田へ行こうか」なんて要領で言う。同じように、高槻へ行く、交野へ行く、九条へ行く、と言うのは、その街へ行くという意味ではなくて、そこに住んでいる親戚宅へ行くという暗黙の了解がある。私の家に遊びに来る時は、「楠葉へ行こう」と言ってるそうな。

関西以外の方へ。地名は登場順に、すいた、たかつき、かたの、くじょう、くずは、と読む。全部大阪なんだけど、こうやって並べてみると、比較的難読な地名が多いねぇ。

で、最近気付いたのだが、こういう言い方をするのは関西だけなんだろうか? 今まで余りにも当然のように使ってたので、何も考えずにいたのだが、そう言えば凄く変な言い方である。関西地区においては、ウチだけじゃなくて、結構普通に使うらしいけど。

関西以外にお住まい(出身)の方、どうでしょう?



ニュース
1997年8月4日(月曜日) はれ→急に雨

NHKのニュースには、やや遠まわしな表現が多い。例えば、事故が起こるとする。死者が出ずに済んだ場合には「最悪の事態は避けられました」なんて言い方をする。民放よりもNHKの方が、この手の表現は多いと思う。

私は、ニュース番組においては、事実だけを率直に伝えれば良いと思う。どんな状況であっても、遠回しな言い方なんてものはしない方が良いと思うのだ。それであってこそ、ニュースなのだと思う。

もっと嫌いなのが、事件などの中継で、記者がどっちでも良いような感想を述べること。あんたは事実だけを伝えれば良い、お前の意見なんて別に聞きたくないぜ〜 って感じ(笑)
大体、感想と言うのは視聴者が勝手に想う、或いは想わないのが感想だ。局側での感想は、ダラダラとしたコメントばっかり付ける、ワイドショーに任せておけば良いのだから。



ポリ袋
1997年8月2日(土曜日) はれ

最近、ポリ袋の謎が解けた。俗に言うポリ袋、ポリエチレン製の袋には二種類がある。スーパーで貰える、白っぽくてパリパリとして、延びにくいタイプと、ペール用のゴミ袋などでよく使う、引っ張ったら伸びるやつと。言葉では説明しにくいが、違いが分かるかなぁ?

この違いは、エチレンを重合させてポリエチレンを精製する過程に違いがあるらしい。前者のパリパリとした方は、チグレナッタ(?) とか言う触媒を使い、比較的低圧でエチレンの重合を行うらしい。そのため、これは低圧法と呼ばれる。

後者の延びやすい種類は、エチレンを重合する際に、触媒は用いずに高圧(2000気圧ぐらい)にして重合させるそうだ。そのため、これを高圧法と呼ぶ。最初に開発されたのは高圧法の方で、こちらの方が原始的な方法らしい。

袋でも、中身の見えやすい透明な方が高圧法で、曇って見えにくいのが低圧法と考えれば良い。

それだけの事かいな...



つまらないこと
1997年8月1日(金曜日) くもり

日本には、○○式と称して、訳の分からない「式」が多い。高速道路の開通式なんてのは時々テレビでやってるが、はっきり言って無駄だ。建設省やら地元の役人やらが適当に出てきて、金色に塗った下品なハサミでテープカットしたり、同じく金色のシャベルで土を盛ったりして、何が嬉しいんだろうか?

個人的には、結婚式(その前に相手がいるのか?)は披露宴を挙げる気は全然無い。洒落た喫茶店かでも借り切って、中の良いツレだけでやるのが理想だ。もちろんお勘定は割り勘で、引き出物は無い。まぁ、嫁さんがそれを許せばの話しだけど、嫁を選べる立場でもないだろうしねぇ(笑)

「無駄な式」の極めつけとしては、宮崎科学技術館の「インターネット・ホームページ開設火入式」が面白い。その筋の偉いさんが大勢集まり、幼稚園児や入館者等と共に式を薦めた様子が、写真入で克明に記録されている。記念にくすだまを割った後、宮崎市長が自らPCの電源を入れて、ページを閲覧していったらしい。

もう、笑うしかない。