多事毒論(1998年8月分)




シチュー
1998年8月31日(月曜日) くもり

昨日計画していたシチューを作った。いつ買ったか分からない玉ねぎ、こいつは1ヶ月以上前から冷蔵庫に居座ってた気がするのだが、構わず使った。味がちょっと変だが、死ぬことはないだろう。わたしは会社から家に帰って、1時間前後で食事を拵えなければならないので、シチューなどを作ると、味が不完全な場合が多い。そのため、一晩寝かせた翌朝の方がおいしくなってたりするのだが、晩飯もそれなりに旨いものを食いたい。

煮物なんかも同じである。早めに仕込みを始めてコトコト煮れば良いのだが、なかなかそも行かない。例えば小芋の煮付けなど、味が染みていなければ食えたものじゃない。そこで、敢えて出汁を濃い目に作って誤魔化そうとする。ところがそうすると、所謂「関東風」の出汁になってしまうというのか、関西人であるところのわたしには、やや下品なお味に仕上がってしまう。関西風の薄〜い出汁を保ちつつ、1時間も煮ない内にそれなりに味が浸透する調理法は無いもんだろうか。

そういえば、周波数の異なる超音波を何種類も輻射しながら、食品を加熱すると味が早く浸透すると聞いたことがある。その詳しい原理はしらないが、ちょっと面白そうなのだ。アキバのジャンク屋で「超音波洗顔器」なるものが売られているのを見かけた。数千円程度だったので買ってしまいそうになったが、そんな弱っちいもので食品の調理ができるとは考え難いので、思いとどまった。でも、ちょっと気になるのだ...



神よ、我が身に体内時計を与え給へ
1998年8月30日(日曜日) あめ

起きたら7時だった。日曜日なのに早起きだねって思ったあなたは大間違い、午後7時、つまり19時なのだ。昨日は午前3時ごろに寝て、連続ではないが、16時間近くも寝ていたことになる。10時前に一度目が覚め、直ぐに寝て、昼頃にまた起きた。手元に本があったので少し読んだのを覚えているが、何時の間にかまた寝てしまい、次に気がついた時には、外は既に暗かった。今日はシチューを作ろうと思っていたのだが、雨が降っていて材料を買いに行く気にもならず、シチューは中止(しゃれ?)。あるのは無気力感だけ。

以前から思っていたのだが、わたしの体内時計は完全に狂っている。余程疲れていなければ、夜になっても眠たくならないことも多いので、寝る時刻になったから寝るだけ。今日のように天気の悪い日曜日は、遊びに行こうという気も起きないので、いつまででも寝てしまう。平日は、会社へ行かないといけないので、身に鞭を入れて辛うじて起床しているという具合。夜になったら自然と寝てしまい、朝は目覚まし時計がなくても起きられる人が、どんなに羨ましいことか。いつも、覚醒と睡眠が曖昧で、それも寝ている時間が異様に長いので、人生かなり損をしている気がする。正確な体内時計が欲しい。

話は変わり、日本語や英語などの言語を比較して甲乙を付けようとする人がいる。プログラミング言語なら長短を比較することにもそれなりの意味があると思うが、人間用の言語では、ナンセンスなことだろう。例えば、英語は論理的で日本語は文学的だと言う人がいたりするが、わたしは日本語でも論理的な文を書けるつもりでいるし、英文はあまり書かないが、文学的な言い回しを多用した英語の論文や仕様書などを目にすることもある。わたしは他の言語は知らないのでそれ以上は何とも言えないが、要は、書く人がどう書くかだろう。

個人的に日本語で不便だと思うのは、人に対しての代名詞の使い難さだ。英語と比較すると、種類の多さでは日本語の方が上だと思うが、英語の代名詞は汎用的で、使い易い。一人称では "I"、二人称では "you"、三人称では "he, she" で大概の場合は間に合う。特に二人称の代名詞は、相手が目上であれ、目下であれ、不特定多数であれ、無関係に "you" で事足りるので、気を遣う必要がない。貴方、君、お前、ワレ、貴様と、色々とあり過ぎで、○○さんと氏名で呼ぶ場合も多いので、相手の名前を忘れた時は結構困る。貴方も貴様も関係なく、"you" というのは、便利ではないかい?



納得
1998年8月29日(土曜日) くもり

今朝は、土曜日であるにも関わらず早く起きてしまった。休みの日は昼前まで寝ていることが多いのだが、久々に9時前に起きたのである。ふと目がさめると、なんか揺れている。あ、地震かな...まあ良いや、もっと寝よ...うわーもっと揺れてる...まだ揺れてるよ...と、震度4の地震で一気に眠気も吹っ飛んだ。比較的地震の少ない関西生まれのわたしのこと、震度4といえば大地震に分類される。

潰れかけの銀行に公的資金を投入するだの、しないだの、巷では衆愚政治が行われているようだ。はっきり言って、この手の話にはあまり興味がなく、勝手にやってろという感じ。貧乏なわたしのこと、貯金も借金も無いので銀行が潰れても痛くも痒くもないし、なるようになるのもおもしろいかな、と思ったりする。だいたい金融とか経済の専門家と称する人間の言う話も、どこかアヤシゲで、大手銀行を潰したら大変なことになるとか、ならないとかほざいているが、疑問符は付きまとう。わたしには、経済というものがどうも理解できない。

で、良く分からないわたしだから、税金でタコ銀行を救うことの善し悪しについて発言することは能わないし、わたしだけでなく、多くの人が実際にそうである気がする。問題は、経済論云々ではなく、いかにこのような馬鹿を「納得」させるかというところにあると思う。税金が必要というのであれば、使えば良いだろう。しかし、それは税金なのだから、払っている人間の納得を得なければならない。ところが、馬鹿に理屈を説明されても、何も分からず、納得し得ないから、馬鹿は感情的になる。

そもそも潰れかけの会社のくせに、高給を貰っていると言われる銀行員はカス野郎に分類されるし、潰れかけの会社を退職したエライさんが、とんでもない額の退職金を貰ったという話を聞きつつも、その会社を税金で立て直すことには、例えそれが重要なことであったとしても、馬鹿であろうがなかろうが、納得するわけがない。

しかし、良い悪いは別として、ここで給与水準大幅値下げ、退職金強制返納、家も売って、足りない分は借金で補わせ、出世街道まっしぐらの頭取やらが、突如として転落の日々を一散し、6畳一間のアパートで連日のようにヤクザの取りたてに脅えるところがワイドショーで紹介されれば、馬鹿の納得は十分得られると思う。同害報復というわけではないが、目には目を..というのは、犯罪被害者からすれば、実に満足のいく罰であろう。悲惨さが肌で感じられるということは、実に気持が良いのだ。



汚いソース
1998年8月28日(金曜日) あめ

仕事で担当しているアプリのソースがあまりにも汚く、定期的に機能拡張されるのもであるにも関わらずメンテナンス性が極めて悪いので、全面的に書き直すことにした。ソフトについて詳しくない人に言わせると、「書き直せば良いやん」と簡単にいうのだが、これは大変勇気のいることだ。存在しないものを無からスクラッチする場合は仕方がないが、既に取り敢えず動いているものがあるだけに、また作り直すというのは勿体無いし、納期という悪魔もいる。それに、新たなバグを作ってしまう可能性も多いにある。簡単なことだとは思っていないが、どうしようもなくなってきたので、セカンドインパクトを起こすことにした(笑)

わたしは、プログラミング経験は数年あり、Basic、8086アセンブラを経て、次にTuarbo Pascalと、ややマイナーなものばかりやってきた。というわけで、この仕事に就いて始めてVC++でWindowsアプリを作ることになったとき、Windowsプログラミングそれ自体や、オブジェクト指向という概念が、全くと言って良いほど理解できなかった。本を読んだり、ソースを見たり、その辺のことを解説したホームページを見たりして、最近やっと理解できてきたのだ。

DOSのアプリは、能動的なプログラムを書くのが当たり前である。どんな処理でも、一々ああしろこうしろとと、プログラムの中からOSやハードに指示を出しながら、処理は進行していく。ところが、Windowsでは、逆にOSからの指示を受け取りながら、処理を進めていくという形が多く、プログラムは受動的だ。例えば、何かを表示するときなどは、そのようなコードを明示的に書けば良いわけだが、とりわけマンマシンインターフェースは、Windows自体がプログラムに指示を飛ばしてくる。ユーザーがキーを押しから処理をしろ、マウスをクリックしたぞ、ダイアログボックスに変化があったぞ、という風な感じにだ。

このように、何かイベントがある度にそれをプログラム側で処理するという、イベントプログラミングってやつに頭が切り替わるまで、けっこう気持ち悪かった。割込み処理みたいなもんかと思えば全く理解できない話でもないのだが、頭の切り替えっていうのは面倒くさい。あと、良く分からなかったのがクラスってやつかな。実をいうと、未だ完全に分かっているわけではなかったりして。まだ勉強が足りないようだ。



オーストラリア米
1998年8月27日(木曜日) くもり/あめ/何故か青空もちらほら

今朝は朝から変な天気。狐の嫁入りというやつか、空には晴れ間が見えるのに、かなり激しい雨が降っていた。ま、どうせ事務所で一日過ごす地味な職業だから、別に関係ないのだけれど。でも、雨が降ると何となく気分的に憂鬱なのだ。それもどういうわけか、雨が降る日は、朝から鼻がムズムズする。わたしの鼻は、雨に敏感なようで困る。

そろそろ米の備蓄が底を尽きかけているので、米を買ってきた。わたしは決ったブランドの米をいつも買っているわけではなく、その都度適当に買っているが、今日はオーストラリア産のコシヒカリが目に付いた。お値段は、10Kgで3280円と、そう高くはないが、茨城産のコシヒカリが3780円で売られていたので、一般的にあまり好意的に思われていないであろう外米にしては、そこそこのお値段と言えよう。

5月6日に買ったみた、10キロ2980円のアヤシゲなオーストラリア米はそこそこだった。味は悪くはないのだが、こいつは米独特の香りが、日本のそれとは明らかに違った。昔から日本の米を食っている人には違和感がかなりあるだろうが、それさえ気にしなければ、安い米としては問題ないと思う。さて、今回買ったオーストラリア産コシヒカリ、早速、この派手な袋を開けてみた。

米

ぱっと見たところ、割れた米がちょこちょこと残っている。これは、先ほど述べた茨城産のコシヒカリでもそこそこ残っているのだが、比較するとオーストラリア産の方が多いように見える。割れた米が多く混ざっていると、ご飯の味を落としてしまう。そのため、高級な米では割れ米を除去し、家畜の餌などに使うそうだ。もっとも、そういう米の値段は安くはなく、わたしには買えないが。

炊いてみた。極めて普通の味..極端に美味くもなく、かといって不味くもなく、まあ値段相応の味だった。香りは普通、粘り気も普通、味も普通。まあ、とにかく普通。普通に食べる米としては、OKラインだろう。

今日から新しいコーナーを始めた。それは「掃き溜め写真館」で、その名の通り、どうしようもないような写真ばかりを掲載するコーナーである。トップページからリンクが張ってあるので、ご覧あれ。



メシの食い方
1998年8月26日(水曜日) くもり/はれ

食卓。好きなもの、普通のもの、嫌いなものが並んだとき、あなたならどの順番で食べるだろうか? 特に気にせず、適当に食うという人もいれば、決った順番で食べるひともいるだろう。わたしはと言うと、近い場所にあるものから食うことが多い。ただ、不味そうなものが混じっていると、ちょっと美味そうなものを食ってから、不味いのを片付けて、また美味いもので口直し、なんてやることもある。まあ、独り暮らしだから明らかに嫌いなものは、最初から食卓には登場しないのだが...ちなみに、わたしは好き嫌いが殆どないので、出されたものは大概なんでも食う。

仕事を片付ける順番も、人それぞれだろう。わたしは、取り敢えず簡単そうなところから手を付け、面倒くさそうな部分は後でいいや、後でいいやと、やりたくないので後回しにしてしまう方だ。そのため、例えばソフトなんかを書いていると、どうでもいいような関数ばかりが先に出来上がってしまい、肝心のメインルーチンが殆ど出来ておらずに雛形のみなどという、笑えない状況になってしまうわけだ。そうすると、最後に必死こいて面倒くさいところを纏めて仕上げることになる。これは負荷分散を図らなくては...と思いつつも、いつも簡単なところから手を付けてしまうのは、治らないようだ。

今日は寝不足でぶっ倒れそうである。まだ早いが、ねるのだ。



あれれ
1998年8月25日(火曜日) はれ

昨日は、多事毒論を書こうと思ってPCの電源を入れたところまでは覚えているのだが、それ以降の記憶が無い。気が付いたのは翌朝の6時頃で、わたしは、まだ畳まれたままの布団の上に自分を発見したのであった。疲れてちょっとだけ布団の上に転がるつもりが、そのまま力尽きてしまったのだろう。電灯もPCもつけっぱなしだった。わたしは、幾ら眠たくても、知らないまま寝てしまうということは、まず無い。いつもなら、電源を切るものは切り、布団はちゃんと敷いて寝るのだが、昨日は余程疲れていたのだろう。

最近、横浜市民は野球関連の話題で燃えているようだ。例の高校野球での横浜高校の優勝といい、ベイスターズといい、盛り上がるのも良く分かる。で、この高校野球とやら、わたしはあまり好きではない。マスコミは「健全」とか「感動」を強調したがっているようだが、丸刈りの高校生が糞暑い最中、甲子園で野球をすれば健全という考え方自体、そもそも高野連かどこかの勝手な思い込みに過ぎないし、頑張るところをテレビで見たところで、わたしはこれっぽっちも感動しない。

高校野球では、地元の高校を応援したがる人が多いと思う。その気持は何となく分かる気もするのだが、わたしには、その感覚は理解し難い。何故なら、小さい頃から親の転勤で地球を点々としているわたしには「故郷」というものがない。強いて挙げれば、生まれて最も長く住んだところで、大阪ということになるのであろうが、故郷だとは思っていない。大阪は好きな街ではあるが、今のように横浜にいてもホームシックは感じないし、このまま横浜、あるいは別の街に住み着くのも、それはそれで悪くない気がする。

たまに自分の故郷をやたらとヨイショしたがる人を見かけるが、そんなわたしには言わせれば「だからどうなの?」という答えしか返してあげられない。地元の高校が甲子園へ行って喜んだところで、別に騒ぐほどのことではないと思う。応援するなら、どうせ1回か2回で負けてしまう地元高校よりも、それなりの成績を上げてくれる高校、あるいは人物を応援するだろう。そういう意味では、わたしは松坂投手を大いに評価している。

民族、国家、出身、故郷などというものは、それらを信じている当人の思い込みにしか過ぎないのであろう。つまり、それらを思い込むほどの根拠を見付けられないわたしには、永遠に芽生えることのない概念ということになるのだろうか。



鎌倉へ
1998年8月23日(日曜日) はれ/くもり

今日は、特に理由も無いのだが、鎌倉へ行ってきた。JR根岸線の終着駅が大船で、大船といえばもう鎌倉も直ぐそこ。というわけで、これと言った理由も無いのだが、鎌倉へ行ってきた。取り敢えず、駅を降りて八幡宮に行ってみた。

鎌倉

鎌倉は白く脱色された鳩が名物なのか、こんなのがいっぱいいた。

鳩

どうも、白い鳩をモチーフにした「鳩サブレ」というものが銘菓であるらしい。アヤシゲで食ってみたい気もするが、どうせ観光地のまんじゅうなんかどこで買ったとて、大して変わらんことだろう。しかし、普通よく駅前でブラブラといる鳩は、もっと黒っぽい色をしている。遺伝子の異常で色が抜けるっていう話は聞いたこともあるが、ここの鳩は白がノーマルで、むしろ黒っぽいのが異常に見えたりして。こういう種類なのかもしれない。

大仏

せっかくだから鎌倉大佛も見に行ってきた。JRの鎌倉駅から歩くと遠いので、江ノ電に少しだけ乗って、長谷という駅で降りる。体型的には、丸くて大きい感じ...何となくうちの会社のHさんに似ていると言ったら、やっぱり怒られるかな。

こいつは国宝らしいが、後ろに回るとアホみたい。

大仏の後ろ側

ほら、中身は空洞らしく、後ろには窓がついていた。なんじゃそりゃ。



先週同様
1998年8月22日(土曜日) くもり

昨日は、会社の人とアキバへ行ってたので、帰るのが遅くなってしまった。昼過ぎには仕事を切り上げ、アキバへ出ていくつもりが、夕方になってしまい、首都高は渋滞。アキバに到着したら、既に空は暗くなり始めていた。まあそれから用事を済ませたり、売り子のネーチャンをいぢめたりしてた訳だが、横浜に帰ったら結構遅い時刻だった。

で、今日は先週と同様、人が泊まりにきている。先週は弟と弟の友人が来て、ここに泊まって帰った。PCは独占されるし、プレステをタダで改造しろと言われるし、こまったものだ。今度会った時は苛めてやる。今日泊りに着ているのは、先の高校の時の友達。滋賀県の栗東(お馬の産地)から、わざわざ新潟を経由しておいでなすった。意味も無く、日本全国をフラフラと歩き回ってる、困った奴なのだ。

夏休みの為か、最近はこんな暇な連中ばかりが家に来る...



更新報告
1998年8月20日(木曜日) くもり

今日はこちらの記事を書いた。うーん...上手な文とは言えないな。書き直した方がいいような気もするが、面倒くさいのでやめた。こういう記事は、データシートを見ながら書いたりするので、自分でも訳が分からなくなってしまってたり。まあ、小ネタだ。



長電話
1998年8月19日(水曜日) くもり

新しいPHSを買ったので、古い方を解約しようと思っていたのだが、弟が欲しいと言ったので差し上げた。名義の変更はできないようだが、料金の請求先ぐらいは、こっちに来ないようにしよう...奴の長電話と来たら、夜になると必ず家の電話が話中なるって具合で、「遅くなるから、晩飯は要らない」という連絡すらできずに、オカンが飯をラップで包んで怒って待っていたことは、枚挙に遑が無い。わたしはPHSと加入電話を自分で持っていたので、そういう時を除けば大した問題ではなかったが、FAXは家の電話にしかなかったので、これは困った。

どうやら彼には女関係の話をする必要があるらしく、長引くらしい。まったく羨ましい話だよ。で、わたしは長電話は殆どしない方で、用件をさっさと伝えてきることが多い。またにある人生相談系の電話だと長引くことはあるが、それ以外で何をそんなに喋ることがあるのか? 学校であれだけ喋って、家に帰ってまだ喋ることがあるのはなぜ? わたしにはこの辺が理解できない。友人も、比較的無口な奴が多いからかなあ。

実家は殆ど電波が来ないので、PHSとついでにホームアンテナもあげようと思ったのだが、それが行方不明だ。確かに、この部屋のどこかにあるはずなのだが、出てこない。狭いところなのに、物がなくなるというのは不思議な話...



早くなった?
1998年8月18日(火曜日) くもり

ああー、2日も落書きをサボってしまった。理由は忙しかったから...ということにしておこう(あながち嘘ではない)。日曜日は、弟と弟のツレを連れて、東京まで行ってきた。この日の東京は、よりにもよっていつもより暑かった。渋谷から表参道の友人宅まで、地下鉄は一駅だけだし、お天気も良いからから歩こうかと、ぶらぶらと歩き始めたら、途中でオーバーヒートしてしまい、かき氷を食ってしまう。地下鉄160円、かき氷300円、節約のつもりが赤字になってしまった(笑)

月曜日は、7時前に会社に言って、家に帰ったのは翌日の午前2時。前の日の遊びで疲れていた上、寝不足もかかってぶっ倒れ寸前だったので、サボる...今日は暇になるかと思ったら、会社のネットワーク工事(バックボーン増速工事)が待っていた。室内の配線やサーバーの設定は直ぐに終わったのだが、光ファイバ工事の遅れ、NTTの手違い、その他諸々の原因が加わって、終了時刻が大幅に遅くなってしまった。

当初の予定では、NTTの工事は午前中には終わり、昼からルータの設定などして、夕方にはすべて終わることになっていた。ところが、NTTの工事が終わった時には、既に日は暮れていた。そして、ルータの設定などが終わったのは午後10時頃。今日も多いに疲れた...だが、お陰でこのサーバーが繋がっているセグメントは他のところから切り離され、バックボーンが6Mbpsになった。アクセス速度はかなり速くなったと思う。



鼠講
1998年8月15日(土曜日) はれ/くもり/あめ

最近はやや少なくなったようだが、少し以前まで鼠講まがいの勧誘メールが私宛てにも多数来ていたことがあった。お互い時間の無駄だし、迷惑でしかないのだが、差出人を苛めるのはもっと時間の無駄だし、結局はそれらのメールを捨てるが一番だと思う。ところで、これらが違法か合法かという議論を時々見掛けるのだが、これってそういう問題以前の、ネチケットの問題ではないのだろうか。幾ら合法であっても、迷惑なものはいけない。

ところで、鼠講って何で「鼠」というの? 鼠講って本当に儲かるの? という疑問を同時に持てば、直ぐに秘密はわかる。その名は、「鼠算」がその由来らしい。鼠算とは「正月に雌雄2匹の鼠が12匹の子を生み、2月には親子いずれも12匹の子を生み、毎月かくして12月に至れば、鼠の数は276億8257万4402匹の大数になる」というものだが、典型的な鼠講システムでは一人の会員が複数の会員を勧誘するため、会員が階層的に増えていく。更に勧誘された会員が新たな会員を勧誘するため、会員数は鼠算的に増えるので、何れは破綻する。儲かるのは上納金を受け取る上層部だけで、底辺の会員は儲からないだろう。



明日は
1998年8月14日(金曜日) はれ/くもり

明日は弟が友人を連れて遊びに来るという。彼が学校で所属するサッカー部の合宿が、長野県は松本であったそうで、その帰りに中央線を関西とは逆に上ってくるのだという。もちろん、青春18きっぷで、鈍行で帰ってくるらしい。その辺のやり方が、わたしと似ているのかも。去年は、大阪から名古屋まで新幹線で、そこから松本まで特急という豪家すぎるコースで行ってしまい、運動部の合宿如きで贅沢すぎるという非難が上がった。当然であろう。

来るのは構わんが、この狭い部屋で3人が寝泊まりするのは、ちょっとキツイ気がする。寝られないこともないが、布団も枕も無いし。まあ実家にいたときの話だが、仕事から家に帰ると、弟の6畳そこらの部屋に5〜6人の友人が来て泊まっていたから、適当にどうにかなるだろう。殆どがサッカー部関係らしく、締め切った部屋にそういう連中うじゃうじゃといると「お前ら汗臭い、近寄るな」と言いたくなったりして。

奴等が来るのは夕方なので、午前中はアキバ遠征の予定 :-) IC幾つかと、キーボードと、それから会社の人に頼まれたお買い物がある。いま使っているキーボード、タッチが硬いので、ここの文章など長いものを打っていると指が大変疲れる。そのため、新しいのを買ってくるのだ。あまりフニャフニャとしているのも使いにくいのでタッチがしっかりとしたものを買ったのだが、家に持って帰って使ってみるとしっかりし過ぎで使いにくい。



プレステ
1998年8月13日(木曜日) はれ/くもり

無性にゲームがしたくなったので、プレステを買ってしまった。PCでゲームをやるのはなんか嫌いなので、ゲームは専門の機械に任せようというわけだ。もちろん、買ってきて動作確認をするや否や、速攻改造さてしまった。何をしたか、わかる人にはわかるだろうから、敢えて説明するほどのことでもないだろう。これ、アキバのアヤシゲな露天商が「PS改造チップ」などと称して売ってたりするが、ぼったくりだから買っては行けない。ま、知ってる人なら自分で作るだろうけど。



かぼちゃ
1998年8月12日(水曜日) はれ/くもり

カボチャを炊いたのだが、これがまた大失敗! 味は悪くないのだが、血圧の医者は患者が増えて喜ぶだろう。今までは普通の食卓に置いてあるような瓶詰めの塩を鍋に振って使っていたので、味加減は難しくなかった。ところが、今日は瓶が空っぽ。でも、ちゃんと詰換え用に袋詰めの塩を買ってあるもんね、俺ったらまったく用意がいいんだから...なんて己惚れながら、物臭なわたしは瓶に移しかえるという手間を省いてしまい、袋から直接塩を入れたら、ざーーー。あーあ。出汁を捨ててやり直そうかと思ったが、それも物臭故、そのまま作ってしまって、これまた大失敗。



毒物混入?
1998年8月11日(火曜日) はれ/くもり

最近、食うもの飲むものに毒物を混入することが流行っているようだ。人間、何人も生きてれば、必ず食ったり飲んだりするもの...それらに毒を入れられるというのは、何とも恐ろしいことだと思うが、こっそりと殺すには持ってこいの方法だろう。暗殺を恐れて毒味をさせている者でも、そうしょっちゅう毒を盛られたようでは、精神的に続かない気がする。

和歌山の毒入りカレー事件では何らかの青酸化合物と報じられているので、なるほどという感じだが、先日起きた新潟の毒入りお茶事件では、アジ化ナトリウムというものが検出されたらしい。アジ+何らかの金属(アジ化ナトリウム、アジ化鉛など)は、窒素と金属のみで構成されていたと思う。で、その構造上不安定な物質であることから、いぢめると急速に窒素を吐きながら分解する(空気爆弾みたいな)。この時に発生した窒素を風船に詰めて車のハンドルに埋め込んだものが、自動車のエアバッグ。中に入る気体は予め用意されているわけではなく、アジ化合物からその場で作っているようだ。急速に膨らますには、そうでもしないと間に合わないのかも知れない。

衝突の検出はどうやっているのか知らないが、電気的な方法でやった方が確実..と思う。エアバッグが開く衝突のレベルは、メーカーや車種によってかなり感度が違うらしい。開くやつではちょっとした事故でも開くが、感度の悪いものは、かなりグチャグチャにやってしまっても開かないとか。しかし、「あーあ、やっちゃった(^^;;;」ぐらいの、顔文字で表現できそうな事故で一々開いてたら、逆に恐いかも..



うーん..
1998年8月10日(月曜日) はれ/くもり

10日は給料日。昇給が有ったわけではないけど、いつもより多い。でも1円だけ。給与計算ソフトの出来がタコで、計算誤差で多く、金額が微妙に変わってしまったらしい。だからどうだって感じだけど、1円を笑うものは1円に泣く。きっと、100円ではその100倍笑えるが、100円を喪失したときは100倍泣けるのだろう。本当にどうでもいい。

諸事情により、暫くの間、長い文書を書くのはやめるかも知れません。あしからず。



統計
1998年8月9日(日曜日) くもり?

統計というと、世の中に氾濫する事物の要素を傾向を調べ、数値的に表現したものと言えば良いのだろうか。世の中の動向を探る参考としては有用な物だと思うが、かなり情報操作的な面もあると思う。「現在世界中の○○は約×××万で、だからどうしたこうした」というような調子で具体的な数値を出されると、世界中の統計なので巨大な数字が登場することが多い。そのためか、説得力はあるのだが、大きな数字に惑わされているだけ、という場合も多いのではなかろうか。それに、その統計自体の信憑性はどうなのかという疑問もあるし。

エコロジストがエネルギー消費量などの数値をはじき出し、それを例に挙げて省エネを呼びかけるというのはありがちな話だ。例えば、冷蔵庫の開け閉めをどうこう工夫すると、1家庭で一日に10Wh節約できます。もし1000万人が1年間それを実行すれば、年間で3650万KWhの電力が節約できる計算になります、云々...というと、かなり説得力がある。3650万KWhの電力なんか、どれぐらいなのか想像もつかないし、きっと凄い量なのだろうと思ってしまう。ちょっと工夫するだけでそんなに節約できるのならと考えてしまうのだが...

ところが、平成8年度に日本全国で発電された総電力量は、7686億KWhである。先程の数値を総発電量に対する割合として見てみると、0.0047%に過ぎない。はっきり言って、全然多くないのだ。確かに個人レベルの感覚で3650万KWhという数字を見ると多いように聞こえるのだが、発電量に対する相対的な数字としての3650万KWhは全然多くない。このような統計は、数字に対する感覚を個人レベルに据え置いたままで、桁の大きな数字を並べてびびらせようとしているとしか思えない。

早い話が、こういうのって、わたしの安月給と国家予算を比べて「多いだろう」といっているようなものだ。そんな比較に何の意味の意味もない。省エネが重要なことであるということを否定するつもりはないが、何の意味もない数字を出してきて説得しようとする、いわば詐欺的なやり方はやめてもらいたいものだと思うのだが...



おさかな
1998年8月8日(土曜日) くもり/はれ/雨

ここのところ、訳の分からない天気が続いている。朝起きた時は曇っており、昼から晴れて夕方に雨が降るようでは、ここのお天気記録に何を書いたら良いのやら。今日のお天気、「くもり/はれ/雨」は多いに矛盾している気がして、なんか精神衛生上芳しくない。どうでも良いけど、近海物のイシモチが旨そうだったので、買ってきた。魚をおろすのは決して上手では無いのだが...まあ自分で食うだけなので、美しくなくても構わないだろう。

魚をおろす、つまり、首をぶった切って、腹に包丁を突っ込んで内臓を抉り出し、半分に割いてしまうという行為は、言いようによってはかなり残酷なことである。食うためにそうするのは当然のことなので別に構わないことだが、まあ言いたいことはわかるだろう。スーパーで買ってきた魚は、言うなれば数多くある食糧の一に過ぎず、所詮は「物」でしかないので、例えば紙をハサミで切るのと同じように、残酷などと考える必要はない。ところが、同じ物を擬人観的に、例えばこいつも生きてて痛みを感じるんだ、なんて考えれば残酷にも感じられる。

じゃあ、ヒトを人としてではなく、疑物化して見ればどうなるか? って考えるとなんか恐いな...酒鬼薔薇くんとかってそうなのかも。それからこの人も。彼に理由もなく殴られたこと過去に256階以上。人間を「物」としか思ってはいないらしい。最近、ホームページを持ちたいというので、ここのサーバーにいれてあげた。そして、今日その中身を見てから、それは大いなる間違いであったと気付く。わたしは極めてマトモな人間?なのに、周りにはアヤシイ奴が多いのはなぜだろ(笑)

これを書いてたら3ヶ月も溜めていた新聞の集金が来た。昼間に来ても不在なので回収できないと悟ってのことか、こんな時間にご苦労様だ。3ヶ月分で11775円になるのだが、11000円しか持っていかなかったし、それも粗品まで頂いた。新聞屋さん、良い人なので、ちょっと悪い気がする。



王将
1998年8月7日(金曜日) くもり/はれ/雨

近所に餃子の王将ができたので、飯を食ってきた。王将は京都の会社なので、とりわけ関西の店舗数は多い。実家の近所には歩いて行ける距離に2件も王将があるしね。手頃な価格で腹いっぱい飯を食える王将、エンゲル係数を出来るだけ低く抑えたい貧乏なわたしには都合が良い。が、関西の王将に比べて、ここの王将は値段が高め。150円〜200円ほど高いようだ。京都市内の貧乏学生相手に商売を始めたというのに、ニラレバ定食が860円というのは王将らしくない。

せっかく餃子を食うのだから、久しぶりにビールなんてものを飲んだ。餃子とビール、けっこう旨いのだが...わたしは酒は飲まない&飲めない。料理用に買って余ったワインを少々飲んだことはあるが、酒を積極的に飲むという行為は何ヶ月ぶりだろう。久しぶりに飲むのと、今日は寝不足で疲れていたこともあって、それから元から弱いので、一口飲んだだけでまわってしまった(笑)

ビールというもの、最初の一口は旨いが、それ以降はあまりおいしいとは思わない。というか、一口飲むとすぐにまわってしまうので、生理的に受け付けない感もある。それもすぐに顔が真っ赤いけになるし、これほど弱くて顔に出る奴も少ないのではないかと思う。ビール一口で真っ赤になるので、外で飲むのはあまり好きではない。こいつ、ビールの一口で何出来上がっちゃってんの?って感じだし。



今日も眠たいが...
1998年8月5日(水曜日) くもり/雨

でもなんか書こう。今日は月に一回の残業 -> 吉野屋コースの日。先月も月初めだったので、どうも一ヶ月周期でやってくるらしい。自分で作る飯も(多分)旨いと思うが、たまに食う牛丼もおいしいもの。

川崎市の公害訴訟で、裁判所が自動車の排ガスが喘息に繋がるということを認めたらしい。その是非はさて置き、わたしは横浜なので川崎からはそう遠くないのだが、確かにここら辺の空気は汚れている。空気の色は、田舎と都会だと、目で見てわかるほど違う。快晴の日、空気が汚れている場所では綺麗な水色に見える。しかし、より空気の綺麗な場所だと、水色には見えないと思う。水色というよりは、透き通り過ぎて何色かわからない感じといえば良いのかな。

神奈川とは関係ないが、以前に工場が集中する大阪市淀川区と、大阪の都市部からかなり外れた枚方市の実家の間を毎日通っていたことがあった。大阪駅で地下鉄を降りてバスに乗り、十三大橋の辺りまで来ると、空気の色が明らかに違うことがわかる。原因は工場の排煙というよりも、ディーゼル車の排ガスだろう。あの辺りは特にトラックなどが多いのだ(中津の高架になってる交差点周辺のことね、ってすごいローカル)。

工場の多い場所は空気が汚いとよく言われ、それは確かに事実だが、原因は工場の煙突よりも、むしろその近くを通る幹線道路だろう。工業地帯はほぼ例外なく国道1号のような超幹線道路が通過し、それもその周辺の工場に用事がある大型トラックがひっきりなしに通る。ディーゼルで走るトラックの排ガスの汚さは今更説明するまでもないと思うのが、都市部の工業地帯の大気汚染の主たる原因は、ディーゼルの排ガスと言っても過言ではないだろう。それも、さっさと通り過ぎてくれれば良いのに、渋滞の多い都市部では、同じトラヒック量でも、汚染はさらに酷くなるだろう。

今更どうにかできることでもないと思うが、都市部の大気汚染は、幹線道路のトポロジーを変えるだけでかなり改善されるのではないかと思う(ただの推測だけど)。例えば国道1号なんかを例にとって見ると、工業資材を運ぶ大型トラックと、通勤の乗用車と、買い物帰りの車と、特に用事もないサンデードライバーが同じ道を使っている。だから、汚染はその周辺に集中するし、渋滞も起きてしまう。じゃ、この何の関連性もないトラヒックを分散させれば、どうなるか? 答えは、役所の言うところの「バイパスを作れば、渋滞がなくなるので、環境汚染は減る」コンセプトと同じようなもの。新たな道路を作るのに汚染が減るというのはなかなか信じられないらしいが、わたしは全く根拠のない話ではないと思う。

ちなみに、重工業地帯の工場の煙突を見るとモクモクと煙が出ているように見える。あれこそ大気汚染の原因ではないのか、と言う人がいる。しかし、工場排煙の殆どは、水蒸気と炭酸ガスで、白く見えるのは水蒸気、つまり水である。微粒子である煙だと空気中に分散していくのが見えるが、水蒸気はモクモクっと出て煙突近くで姿を消してしまうので、違いはすぐにわかるだろう。規制が厳しい中、あれが全て煙(何らかの粒子)だったら操業停止を食らうかも...



眠たいので...
1998年8月4日(火曜日) くもり/雨

何も書かずに寝る!



論文添削
1998年8月3日(月曜日) くもり/雨

暫くの間だけだったが、塾の講師なんて仕事をしていたことがあった。わたしは総務社員的な立場だったので給料は安かったが、アルバイト講師の給料は良いように見える。求人誌を開いて時間給4000円とか言われたら確かにおいしい仕事のように感じられるのだが、資料やプリントを準備したり、前の晩に予習ぐらいはしておかないと授業にならないので、意外と割に合わないと思ったりする。わたしはというと、残ってプリント作ったり、帰りの電車の中で予習している時間も含めると、最賃切ってるんじゃないの?と思うぐらい(^_^;)

今はその仕事は辞めたのだが、いまでもちょっとだけ未練があったりして、委託という形で英語論文(英語で書いた意見文のようなもの)の添削を自宅でやっている(要するに内職)。レポート用紙二枚で、お値段は650円、月に入ってくる収入は5000円もない。それも、丁寧にやると1枚で1時間ぐらいかかることもあるから、割に合わないと思うのだ。唯一の救いは、生徒の文を読むのがある程度楽しいという点であろうか。わたしは暴言のような内容しか書けないので?たまにふつうーの人の文も読みたいというわけだ。

しかし、文法ミスや表記などの訂正をしたあとに、わたしなりの感想を書いているが、これがけっこう難しい。内容を否定しまうようなことも書けないし、とはいっても、完全に同意しているようでは進歩がない。それもそうだけど、こういう考え方もあるんじゃないの?っていう、遠まわしな書き方が難しくて(^^; 結局、結局は多事毒論の毒を少し抜いたような視点で書いちゃってると...ちょっとかわいそうかな?



殺すぞ>MS
1998年8月2日(日曜日) 晴れ

明日であまり長くない?夏休みが開け、また仕事だ。もうちょっと休んでいたいというよりは、何となくダラダラ生活から脱却したいという願望の方が強い。ここのところ夏ばてが激しいのか、どうも飯が進まない。ちょっとでも働いたら、同じ飯もおいしくなるかもしれないが、それでも机に向かってるだけだしなー。肉体労働が多かった時は、夏ばてもしなかった。まあ、夏休み中も仕事してたりするんだけど(苦笑

この前に買ったノートPCだが、起動されたと共に強制的にインストールされたIE4は、一度も使われること無く、即座に削除された。わたしは昔からネスケを使っていたし、またあのアクティブデスクトップというのも事務機器には不要なものなので、それに関連する類は直ぐに消されたというわけだ。しかし、IE4を消すと、OS自体に不都合が生じると言う話は、かなり有名な話。IE4を安全にアンインストールする方法が雑誌で特集されたり、問題が多い。

幸いにも、わたしのところでは、特に目立った問題は発生しなかった...と思ったのだが、やはりというか、細部では不都合が出た。コントロールパネルに存在するはずの電話関係の設定項目が消えて無くなってしまっており、モデムの設定が正しくできなくなってしまったのだ。色々と悪足掻きを試みたが、結局は問題の解決には至らず、IE4が極めて疑わしくなったので不本意ながらも再インストールを行ってみたところ、何事も無かったように設定が正しくできるようになった。消すに消せないIE4、殺すぞ>MS。

一アプリケーションとしてのIE4が、完全にタコだとまでは言わないが(個人的にはそう思ってるけど)、OSを何らかの形で書き換えてしまうことは、アプリがすることではない。OSとアプリの線引きが極めて不透明であるから、そういうあってはならないことも起こり得るのだろう。WEBブラウザは、間違いなくアプリの領域に属するものだと思っているし、OSを書き換えるものには「パッチ」というまた別のものがちゃんと存在する。できればその辺の区別をはっきりとさせて欲しいが、MSには一生できないだろう。

ノートに入っている Windows95 は OSR2.5 だったと思うが、どうやらこいつにIE4を加えると、限りなく Windows98 に近い Windows95 に化すようだ。Windows98 は使ったことがないが、恐らくソレ+見栄えがちょっと良くなったようなものだと想像している。MSはWEBブラウザとOSを統合することに余念が無いようだが、その必然性には大きな疑問符がつくところ。Windows98は未だ2000年問題に完全に対応してないと聞くが、それこそ急ぐべきではないのか?

今日は、こちらの記事を書いた。



PHS
1998年8月1日(土曜日) 晴れ

昼まで寝てたら、宅急便が来た(笑) 布団から出てきて宅急便を受け取ったことは、過去に何度かあった。クロネコヤマトのおじさんはいつも同じ人なので、もうネボスケと覚えられてしまっているかも知れない。でで、先日注文したPHSが届いたのであるが、例の旅行から帰ってきた次の日にくるとは、なんというタイミング...ともあれ、詳しいレポートを書けとの要望があったので、こちらに書いた。

昨日、例の津軽のページのヒット数を集計したところ、わたしが横浜に帰るまでに延べ1000人近くの方に見て頂いたようだった。ログを調べてはじき出した延べヒット数なので実際の人数は分からないが、あんなどうでも良いようなものを、そんなに多くの方に見て頂けたとは、ひとえに感謝。

ちなみに、ここで明かすが、アップロードなどに使った電話代は約1700円程だった。平日昼間に公衆電話から横浜までダイアルアップしているので、テレホンカードの減りは面白いほど早い(面白くないけど)。そういえば3WEBにもアカウントがあったことを途中で思い出し、函館からは3WEBの札幌APにかけた。それで少しはマシになったとは言え、転送速度が遅くなった分、たいして変わらなかった。

全国にAPを持つ完全従量制のプロバイダがあれば良いのだが...Q2プロバイダなら公衆電話からでもかけられると思うが、PHSからだと使えないしねえ。