こんにちは、くぬぎざです。 On Mon, 9 Apr 2001 17:14:47 +0900 "Kohya Gotoh" <hoshikage@xxxxxxxxx> wrote: > .SECTION RESET0,DATA,LOCATE=H'000000 > .DATA.L INIT ;リセットベクトル この部分はベクタテーブルと言い、リセットや割り込みとった 例外が発生したときに実行されるべきアドレスだけを列挙した ものです。何らかの例外が発生すると、CPU は例外の要因に 対応したベクタアドレス(たとえばリセットなら 0 番地)を 参照して、そこに書かれているアドレスが示す番地から再び 命令の実行をはじめます。 つまり、これ自体は命令ではなくデータとしてのアドレスに 過ぎないので、.DATA.L INIT になるわけです。"INIT" は、 アセンブルの際にそのラベルのアドレス (ここでは H'000100) に 変換されますから、CPU がリセットを食らったときには、 H'000100 にある命令から実行される、ということになります。 > なんか、"BSR INIT"の方が正解じゃないかなあって思うんですが > どのように動作するんでしょうか? 簡単に言えば、BSR は CPU が自主的にやっているわけです。 詳しくは、ハードウェアマニュアルの「例外処理」を。 椚座 淳介 (Junsuke Kunugiza)