安井@フォスター電機ともうします。 AKI-H8/3048を使いステッピングモーターコントローラを作りましたので、 参考までに。 ステッピングモーターは、起動できる速度が決まっており、いきなり高速 で動かそうとすると脱調します。そのため、最高起動速度より遅いクロック から加速して希望の速度に持っていかないといけません。 私は、DMA2個とタイマー2個を使いモーターのパルスHとLを作って います。モーターの加減速パターンからタイマー設定値のテーブルを作って おき、タイマーのカウント満了でDMAを起動し、次のタイマー値をロードし 加速、減速を制御しています。タイマーの出力が、そのままモーターのクロッ クになります。タイマーの出力は、クロックパルス1本なので、外部回路で CW、CCWを作っています。 > 今回のステッピングモータによるパルス数のコントロール > ですが、PWMモードでもパルスが出力できるので、数の > コントロールをタイマーの減算カウントなどで制御・・・ パルス数のコントロールは、プログラムでカウンターを持ち、数えています。 動作パルス数から、加速、定速、減速の各パルス数を計算し、それらの値と 現在のパルス数から、DMAの動作モードを制御し、加速、減速、定速運転 を制御しています。 タイマー、DMAC各2個を使うので、1個の3048で2軸のモーターを制御 できます。動作量や速度はシリアル通信でPCより送ります。 なお、日立のドキュメントにステッピングモーターの制御例がでていますので 参考にされると良いと思います。私もそれを参考にしました。 H8-300H シリーズアプリケーションノート.pdf いじょ