macです。 Norio Joichi <N.Joichi@xxxxxxxxxxxx> wrote: > CPUのCLK tr・tf<10〜20nsの制限があります。 > Trでプルアップ処理だと速度がかなり遅く、 > CLK波形がなまっていると思いますよ。(立上り時間1μs程度?) これは正解なのですが、「なまった波形」をカウンタに入力すると、 どうなるかご存知でしょうか? 答えは、「貫通電流による消費電力の増加と、 スレッショルド付近で、ノイズに非常に敏感になり、 ミスカウントを生じることがある」です。 今回の現象を説明するには、ちょっと無理があります。 ゆうさんに、お伺いしたいのですが、 1. 外部クロックの周波数の範囲。 2. 外部クロック源と、CPUボードの接続ケーブルの長さ、 および線材の種類(たとえば、フラットケーブルとか、 単線で繋いでるとか、同軸ケーブルとか) 3. 外部クロック源は、CPUと同じ電源を供給しているのか、 あるいは別電源なのか? 4. 外部クロックの出力deviceはどのようなものか? (たとえば、LS TTLの出力とか、RS422 Driverとか) 余談ですが、生のトランジスターと、CMOS, LS-TTLなどの、 MSI入力と、どっちが丈夫だと思いますか? 静電破壊(ESD)試験をやったことがある方なら、 即座に答えられるはずですが、 大抵の場合、トランジスタが先に破壊されます。 「入力保護」のために、外部信号をトランジスタ受けするのは、 かえって、ESD耐量を低くし、波形をなまらせ、 基板スペースと電力を浪費し、コストを上げるだけです。 基本的には、CPUとクロック源は絶縁した別電源とし、 CPU側では、パルストランス、または、フォトカップラなど、 絶縁可能な入力デバイスで受ける、です。 他の皆さんが仰っている、フェライトコアによる、 コモンモードノイズリジェクションも、 基本的に、別電源であることを前提としており、 同じ電源で、CPUとクロック源のグランドラインが、 ガッチリ接続されている場合、ほとんど効果は望めません。 -- mac