藤原です This message is reply to わさびぃ 下諏訪町 - san (Subject was : [H8-ML(3713)] マルチポイント通信の手法) Message-ID: <20030815071446.16200.qmail@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> in Fri, 15 Aug 2003 16:14:46 +0900 (JST) ... > すでに太古の昔になってしまいましたが、RS-232をはじめて使 > えるようになって(おかげさまです)今度は、石を変えて、RS485 > の通信もできるようになりました。OMRONの温度調節器を相手 > にこちらから送受信していましたが、PCからのそれでは、仕事 > にならないため、H8をホストに、温調器を制御し、かつデバッ > グ目的にPCにも逐次データを送信したいと思います。 > > 二台のスレーブをもつホストになることになります。 相手が2台なら、シリアルポートを2チャンネル持っている タイプのものを使うという手もあると思います。個別につなげば それぞれはシングルエンドですから。 RS485 のマルチドロップを使うのでしたら、通信の経路として 上り側(周辺機器→ホスト)と下り側(ホスト→周辺機器)の それぞれを独立させて4本の信号線(平衡通信の2本×2チャンネル) を使う方が、信号線2本で上り側と下り側を切り替えるより楽だと 思います。 問題の温調器は、RS485 のマルチドロップに対応しているタイプ でしょうか? だとすると、データの中に器機のアドレスを指定する フィールドがあるはずなので、それを含めて、パソコン側に送るデータ の形を合わせる必要があります。 ホストから見れば、温調器が2台つながっている形のデータ形式 になります。 シリアルポートを2チャンネル使えば、おのおの勝手な形式で データを送れますが、マルチドロップの場合、データの自由度の少 ない器機のデータ形式に合わせる必要があります。 (でないと、パソコン側に送るデータが、たまたま、温調器のデータ として解釈できる場合に、誤動作するから) マルチドロップでは、通信形態は基本的に半2重になります。 この場合、周辺機器側は、上りデータを送るときだけ、データ回線を アクティブにするという制御が必要になります。 このために、RS485 の石にはかならず、バスを有効にするか、ハイ インピーダンスにするかの制御信号があります。 と、気づいたのはこのくらいですね。 ただ……既にご存じの項目が多いとは思います。 -- _/ -- Last 8728 hours until ATHENS 2004 Olympic Games ------------- _/ FUJIHARA Keiichi _/ E-Mail : keiichi@xxxxxxxxxxxxx <or> nagi@xxxxxxxxxxxxxxx _/ URL : http://www.keiichi.fujihara.name/ ------------------------------------------+----- Luna Phase 18.58 -- PGP FingerPrint = 7CC3 4F95 8CC7 87D3 7178 C348 CD65 7F08 D68F 69F6