[H8-ML(4527)] LEDの半田付け (Was Re: H8でnetwork から時刻を取ったり、メールを送ったり。)
From: Shigeru Makino <mac@xxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2004年03月02日(火)00時01分31秒
macです。

脇田さん :
> >まさか、半田付けしているとき、
> >LEDの頭を押さえて、まっすぐ立てる癖など,
> 
> これは、半田ごてで熱を加えながらLEDの角度を調整するという意味でしょうか?

そうです。

> LEDを真っ直ぐ立てたいときは半田が固まった後、LEDの足を曲げて調整したほうがいいのでしょうか?

これも好ましくありません。。

> 私は、LEDの片足だけ半田付けして仮止めしてから、LEDを真っ直ぐ調整してから
> もう一方の足を半田付けしていますが・・・大丈夫だと思います(多分・・・)^^;

最もよいのは、LEDがゆるくはまる程度の穴が開いた、
板金またはパイプに、LEDの頭を入れ、
基板面から、ちょうどよい距離になるよう、
このジグをスペーサーで基板面からうかし、
リードフレームに力がかからないよう、
しかし希望の位置にくるような状態で、
半田付けをするのが best です。
(出典: Stanlay LED カタログ No.82-7)

1台しか作らない場合、ジグまで作ってられないので、
脇田さんの方法で、もう一方の足を半田付けした後、
仮止めした側の足をちょっとあぶり、
ストレスを解消してやれば OK だと思います。

もしくは、基板を万力で保持し、片手でラジオペンチをもって、
LEDの足を挟み、まっすぐちょうどよい場所に来るよう支え、
もう片手で半田付けする方法も、よいと思います。

基板からの距離が長い場合は、かなりいい加減でも大丈夫ですが、
短い場合は、要注意です。
少なくとも、3mmは離すよう、上記資料に書いてあります。

要は、加熱中には絶対リードフレームに力をかけない。
取り付けた後も、できるだけ応力をかけない。
というのが趣旨ですね。

不透明な、一般のデバイスはフィラーが入った、
樹脂が使えるので、強度が十分あり多少リードフレームに、
力がかかったところで、ボンディングワイヤーまで、
応力がかかることがなく問題ないのですが、
必然的に透明でなくてはならないLEDは、
強度に限界があるので、こうなるんだと思います。

-- mac

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