椚座です。 On Mon, 31 May 2004 14:58:05 +0900 hisa <ahhisa@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > 普段回路上を接触させてヒューズをよく飛ばすので、瞬時の短結でもICなどを > 守ることを考えていたので。瞬時の短結でもICは飛んでしまうと思うのです > が。即遮断でなければポリヒューズ(リセットヒューズ)を使いたいところです。 電源の逆接続はともかく,回路の変なところを接触させて,ICが飛ぶ といった問題まで考慮するのは無理です。信号が装置の外部から入って きたりする箇所にはそれなりの保護回路を入れるのが普通ですが, 実験中に,あまり強くないICの出力を誤って電源とかに接触させちゃって, 内部のトランジスタが壊れた,みたいな問題を防ぐためにできるのは, 樹脂で固めちゃって物理的にショートしないようにするか,注意して 作業するか。 > 整流用ダイオードは一度も回路につかったことがないのですが、 > 実は 抵抗のない、この保護回路を良く見かけて(トラ技とかでも)、いつも > 疑問に思うことがあります。 > > ダイオードが平行にあるだけだと、逆接続した場合、電源をショートさせること > になると思うのですが。 > これなら、配線に直列に入れ込むべきではといつも思います。 わざと短路っぽい状態を作ってヒューズを溶断させ,電源が遮断される ことに期待した保護回路なので,これでいいのです。直列に入れても よいのですが,電圧が Vf 分だけ落ちる,発熱する,といった問題が あるので,それを嫌ってこういう方法を取ります。 もちろん,電源に適切なヒューズが入っていることが前提となります。 ヒューズがないと,ヒューズになってはならないものがヒューズに なってくれればまだ幸い,最悪は燃えるので,危険が危ないです。 椚座 淳介 (Junsuke Kunugiza) E-Mail: jk@xxxxxxx http://www.exp.org/