今野さん、こんばんは。まつぞの です。 <concon@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: (snip) > 実は、札幌じゅう駆けずり回って、トラ技スペシャルの「基礎から > 学ぶロボット製作の・・・」を3日目にしてGETしました。その中の > AVRを使った回路のVccのところを見ると(たとえばp118)、 > やっぱりコンデンサが場所こそ違うけれども同じ電位の位置に > 3つも置かれています。 > 素人目には、まとめてもいいのかな?って映るのですが、 > これが大事なことだったりするのでしょうか? 私も素人なので、ウソを言ってしまったらごめんなさい。 わかる範囲で、というか、私の推測を言います。 一番左のコンデンサですが、リセット端子につながっています。 10kΩの抵抗と合わせて、リセットボタンが押されてからリセット端子の 電位が0V になるまでの時定数を決めるコンデンサなのだと思います。 真中のコンデンサは AVR の Vcc のそばについていますから、 いわゆる IC のパスコンですね。これは、IC が一時的に電流を消費したときに 電位が下がらないように電流(正確には電荷)を貯めておくためですね。 右側の 0.1uF と 47uF は +5V の電源のそばですから、電源の平滑用 コンデンサですね。0.1uF は積層セラミックコンデンサで 47uF はアルミ電解コンデンサです。 なぜ2種類のコンデンサを使うかというと、周波数特性が違うからです。 0.1uF 積層セラミックコンデンサは 200kHz 以上の周波数帯を受け持ち、 47uF アルミ電解コンデンサは低周波帯を受け持ちます。 以上の内容は、 「抵抗 & コンデンサの適材適所」 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/32/32781.htm の「第7章 コンデンサの適材適所 7.1 電源のパスコン」あたりの 内容をかいつまんで説明している(つもり)のものです。 間違っていることをいっていたら、訂正を宜しくお願いいたします<_o_> > 識者の方々