14bit A/Dとか、Rail-to-Rail オペアンプとか豪勢ですね :-) #なんで「差動増幅」って思ったんですか? 1)H8の選択 H8の何を使うのでしょうか? H300シリーズと、tinyシリーズでは、A/Dコンバータの仕様に少し違いが あります。tinyシリーズでは、0〜5[V]が、10bitに割り当てられますが、 H300シリーズなら、アナログリファレンス電圧端子があるので、フルス ケールを調節できます。 2)OPアンプの選択 tinyのH8を使うなら、0〜5[V]で使う方がA/Dの有効範囲を広く使えますから LM662などの、Rail-To-Railでいいでしょう。300Hなら、上側を5[V]まで フルスイングしなくてもいいですから、2904とか3404などのバイポーラの 片電源オペアンプでもいいはずです。 3)回路の設計 例えば、3.8〜4.1[V]を5〜0[V]にしたいなら(実際はマージン取ってね)、 (5 - 0) / (3.8 - 4.1) = -50/3 (= -16.7[倍]) の反転増幅器を設計する必要があります。 反転増幅器で設計しなければ ならないパラメータは、入力抵抗、帰還抵抗の抵抗値と、オペアンプの 正相入力の電圧の3つです。 正相入力の電圧は抵抗分圧で作ってもいいし、それをオペアンプでバッファ して与えてもいいし、H8のD/Aを使ってオフセット調整をソフトでできる ようにしてもいいし、まぁお好みで。 -- 三谷