[H8-ML(5270)] Re: 2つの電源を使うとき(初級)
From: Shigeru Makino <mac@xxxxxxx>
Date: 2005年01月04日(火)16時24分49秒
macです。

<concon@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote:

> ひよこです。
> mac さん返信ありがとうございます。
> 
> CPUで2メートル離れたモーターを、できるだけ軽いケーブルをのばして
> 遠隔操作したいと考えています。
> 
> CPUを壊すのが怖くてフォトカプラーを使ってGNDも含めてすべて
> 絶縁し、壊れる心配なく動くようになりました。
> (皆さんのたびかさなる救援を受けながらですが)

やはりそこまでやったのなら勿体無いです。
センサー入力を絶縁するといっても、
たいしたことではありません。

いまなら、PIC12F675という、
8 pin DIPにADCが乗った物がありますので、
センサーのすぐそばに載せてしまい、
メカ側の電源を軽くフィルターして動作させ、
ソフトでUARTを構成してデジタル化した、
シリアル信号を送信させフォトカプラで絶縁してから、
H8 のSIOに入れてやればよいのです。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=&q=*PIC12F675*&submit=%B8%A1%BA%F7
1個150円です。

フィルターは1mH程度のコイルを通し、
10uF+0.1uFでバイパスすれば上等ですが、
コイルがなければとりあえず10Ωぐらいの抵抗でも…
センサーの電源もここから取ります。

PICは、フォトカプラを直接繋げます。
PICからの吐き出しで使うと、
フィルタした電源がノイジーになるので、
アノードをメカの電源に繋ぎ、
PICは吸い込みでドライブしてください。

PICでソフトUARTなどというと、触ったことがない人には、
難しそうに聴こえるかもしれませんが、
実際たいしたことありません。

http://line.to/mac/MindStorms/mbme/
にPIC12C509で2400bpsの非同期2400bpsの、
シグナルを発生させた上、38kHzの変調をかけ、
赤外線シグナルとして放射する「おもちゃ」を、
公開しておりますので参考にしてください。

PIC12C509に比べれば、PIC12F675はスタックも大きく、
20MHz Clockまでいけるので、はるかに楽です。
双方向通信などと堅苦しいこといわず、
送信のみの垂れ流しで十分でしょう。

9600bos程度で、ADの結果を2桁のhex-dec asciiにして、
改行をはさみながら送信すれば、
フォトカプラとMAX232が載ったジグを用意して
Debugに普通のPCが使えるので便利です。

改行の後に8 bit分ぐらい送信間隔を空けてあげると、
ビット同期を取り違える可能性がなくなり、
安定動作が期待できます。

4ch全部使う場合は、頭にチャンネル番号をつけて、
3桁にしたらいい。

いずれも桁数が合わなければ廃棄します。

-- mac

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