[H8-ML(5907)] Re: 開発環境
From: オンボード 杉本 <ob_henry@xxxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2006年04月02日(日)23時00分07秒
 オンボード 杉本です。

昨年10月にSH3 7705 にWiFiを組み込む
仕事が入ったので是非もなしモードで導入し
たのです。”火事場のくそ力”で、立ち上げ
JTAGでデバッグを進めました。 

実は、随分後まで、ロムアイスが使えなかっ
たのです。

電源の不安定さとバス周りの不安定要因が足
を引っ張っていました。 JTAGなら問答無用
モードで強引にメモリーにアクセスできるの
で、オシロでの観測で、問題点の把握ができ
ますが、ロムアイスやモニターロムでは、既
に動いているファームが前提になりますよね。

JTAGデバッガーの良さを、使い始めた直後に
体感出来、納期を守れました。
(クライアントさんはJTAGデバッガーだった
のでソフト作業は進んだがルネサス純正品が
当該フラッシュに未対応で書き込めなかった)

JTAGデバッガー、ロムアイス、ロム化に適し
たロケイトを整理できたのは、昨年末近くで
して、7615,7709S,7705の基板上のフラッシュ
も全て焼いてみました。 2378はFZTATです。

仕事がはかどるのは、勿論ロムアイスですが
未ブートのハードを最初に受け取った直後と
基板上のフラッシュを書き込むにはJTAGがお
奨めです。 

DH-1200にしても、シリーズによってプロー
ブが必要ですから、2万円弱の出費は有ります
が、SH2-DSP,SH3で1本、H8Sでもう1本です。
後継機種ではシリーズ毎にモジュールが必要
だそうですかが、これで、世間並みですね。

私は232Cポートには動作中の変数情報を打ち出
してデバッグしますので、モニターでは仕事に
ならない場合が多いです。

えんやで全部表示させて、あれれ、stdlib.h
のインクルードを忘れてるっとかやっています。

>別にJTAGにこだわらなくても、マイコン上で書き込みプログラムを動か
>せば、誰でも書き換えができます。
>プログラムをRAM上で動かす事が前提なら、外付けFLASHへの書き込み
>なんて一番最後の工程でいい訳です。
>ちなみに私の場合、JTAGデバッカーなんて高価な物は持っておらず、
>SHのデバックは常にルネサスのデバックモニタでやっています。
>RAMへの転送時間は、ティータイムと割り切っています(*´ー`)。
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