みなさま、はじめまして。 はじめて投稿します。 理由があって、会社外の開発会社に制御ボード(H8系マイコン採用)の開発をさせてい ます。 結局、アセンブラで開発し、製品に組み込んで商品化しました。(年間400〜500台く らい) その後、バグやコード内容の若干手直し等を経て、現在に至っています。 次期商品の企画が進行中なのですが、ソフトの初期開発費用、手直し費用、ライフサ イクルの手間と維持コストなど、トータルな面での見直しも進めています。 その開発会社に、「C言語で開発すれば、開発期間も短縮でき、メンテナンスも楽な のでは?」と投げかけたところ、 「確かに、初心者を含め、開発に取り掛かりやすいのは事実だ。C言語でやれないこ ともないが、それはそれで問題がある。プロの目から見てC言語は高級言語と言われ ているが、ある意味でまだまだ低級言語だと思う。恐らくCPUもワンランク上の仕 様のものを使わなければならないだろう。100%アセンブラを使って開発するのは最 初は大変だが、それはそれで良さもある。」 との話を伺いました。 初歩的な質問で恐縮なのですが、基本情報技術などの資格試験で、アセンブラも対象 に選ばれていますが、受験者数の割合で言うと、C言語を選択する人が圧倒的に多い と思います。 実は私もそうなのですが。 将来は、アセンブラがなくなることは有り得ないと思いますが、学校の教育現場や専 門学校で、アセンブラを取得する機会が着実に減っている気がいたします。 30代、40代のZ80のボードでコンピュータを勉強した世代では、マシン語かアセン ブラでしかプログラムを組む方法がなかったため、今でもアセンブラが第一線にある のがその理由でしょう。 若い技術者に、アセンブラを勉強させたいとは思いますが、特定のCPUに左右され るアセンブラよりも、どちらかというと、汎用性があるC言語の方が先々のために良 いのではないかと考えています。 C言語のコンパイラーが対応できないところだけをアセンブラで組むなど色々と方法 があると思います。 マイコンの若い技術者を養成する、という視点でプログラミングの教育がどうあるべ きか、みなさまの助言をいだきたい次第です。 Issei email: develop01@xxxxxxxxxxxx