[H8-ML(2971)] Re: ステッピングモータ制御
From: YASUI Tetsuo <yasui@xxxxxxxxxxxx>
Date: 2003年03月25日(火)16時23分57秒
安井です。こんにちは。

> それぞれの相の出力パターンをテーブルにつくり、DMAを使って(?)
> ネクストデータレジスタ→ポートレジスタを経てパルスを出力

H8-300H シリーズアプリケーションノートでは、プログラマブル
タイミングパターンコントローラ(TPC)を使って、モーターの
各相のON/OFFを直接制御していますが、CW,CCWク
ロック入力の市販ドライバを使いましたので、TPCで励磁パ
ターンを出力するのではなく、タイマーの出力をそのままCW、
CCWパルスとしてドライバに入れています。

> ・DMAってどう使って、テーブルのデータをNDRに渡すの
NDRは使っていませんが、タイマーのコンペアマッチでDMAを
起動でき、DMAでタイマー値を転送できますので、その機能を
使ってタイマーのタイムアップ毎に違うタイマー値をDMA転送
しタイマーの時間を変えています。

> ・数のコントロールをタイマーの減算カウントで行うって何
これは間違っていました。DMAコントローラへの転送数を
制御することで、出力するクロックパルスの数を制御しています。

1回の動作の中で、加速運転時、定速運転時、減速運転時で
DMAの動作モードを変えてDMAを起動しています。

> ・スルーアップ・ダウン等のパルス幅を変えるのはどうしているの
クロックを作っているタイマーの設定値を変えています。
最低速度から最高速度までのクロックのタイマー値を計算して、
タイマー設定値テーブルを作っておき、DMAでタイマーに転送
するデータを持ってくる場所を変えていけば、タイマーがタイム
アップする度にタイムアップ時間を変えることができますよね。

> ・コントローラを使うと、4相分のパルスを生成しなくて済むの
モータードライバを使うと?かな。
モータードライバを使うと、CW、CCWクロックをドライバに
与えれば、モーター各相の駆動制御をうまくやってくれます。
モーターの性能を最大限引き出す様な定電流駆動回路を作る自信が
無かったのと、5相ステッピングモーターの励磁方式に関する特許
のこともあり、市販のドライバを使っています。モーター1台分で
1万円〜はしますが。 ドライバを使わないで直接モーターを駆動
したい。との事でしたら、TPCを使った方法の方が良いかな?

いじょ

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