[H8-ML(5069)] Re: モーターから回り込む電流でボードを壊さない方法
From: Hori Kotaro <kotaro@xxxxxxxxx>
Date: 2004年11月14日(日)19時21分01秒
堀です。

At 05:43 04/11/13 +0900, you wrote:
>今野です。堀さん、ありがとうございます。
>レギュレータの出力・入力間の
>ダイオード、入れることにします。モータドライバの出力と電源の間に
>入れるダイオードと同じ理屈と考えてよいでしょうか。

故障防止です。
これは、三端子レギュレーターのデーターシートに
記述があるとおもいますが、入力端子が出力端子に
かかっている電圧よりも高くてはいけないという
理由です。絶対最大定格内で使うためです。
負荷側のコンデンサのの電流をにがす目的です。

モーターが起動するときに大電流がながれて、
CPU用の電圧がさがることがあるので、その対策に
CPU側の負荷のほうに大きな容量のコンデンサをつけた
場合に、必要な対策です。

> それから、モータドライバをつなぐのに参考にした本
>「C言語による H8マイコン プログラミング入門 」
>横山 直隆 (著) 単行本 (2003/08/30) 技術評論社
>のなかでTA7257の手前でフォトカプラが登場していたので、

> モーターに供給するPWMの周波数はできる限り落としているので、
>フォトカプラを使ってもちゃんと機能するのですが、もんだいは絶縁です。
> 完全に絶縁する場合、電源は2つ、使わなくてはいけないように
>思いますが、電源1つでちゃんと絶縁できるよ、なんていうトリックの
>ようなやり方もあるのでしょうか?それともやっぱり2つ?

CPU用の電源に
スイッチングタイプのDC-DCコンバータータイプの電源で、
絶縁タイプというものを使うと絶縁できます。

簡単にいうと、トランスの類で入力側と出力側がわかれています。
自作も可能ですが、電源モジュールを購入するのが簡単です。
三端子レギュレーターと比較すると、高価です。

重量やサイズが問題にならないのであれば、電池を2系統にわけるのが
簡単ですね。


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