澤口@一升金です。 まつぞのさんの<200411151451.iAFEp42I019785@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>から > 「やって当然。あたりまえすぎて誰も書かない」 正逆転切り替えとかブリッジドライバは、電源が加わっている 状態で制御入力がフローティングしたり正逆両方ONになるよう な半端電圧が加わると、ICを通じて電源ショートになります。 この状態で ・最大電流がICの定格以内 ・ICが燃え出す前に電源がかならず落ちる (中途半端な電圧状態のままで放置されることがない) という保証があれば、アマチュア的にはOKでしょう。 プロの制御基板では、いろいろな意味合いから、なるべく電圧 低下や停電を拾って、「本当にCPUが動作停止する前に」やるべ きことをやって回路動作をCPU自身で停止させることが推奨され ます。 ・データロガーなどではデータの待避を確実に行うため、 ケミコンバックアップできている間に処理する必要があ る ・LCDのバックライトやLEDなどはさっさと消す。フラッシュメ モリやシリアルドライバのようにスタンバイモードがあるも のはそれに移行する ・CPUが停止してなおかつ動作しているLSIがあったりするよう な電圧状態だと、CPUが壊れるかLSIが壊れる場合がある ・かろうじてCPUが動作している電圧状態でも、減電圧下では きわめてノイズに弱くなるので、誤動作しかねない などと、いろいろな事情を考慮してどうするか決めます。 AC入力機器だと、CPUはACアダプタの性能で電源が60Vくらい まで落ちても動作できますが、ACモーターなどはこの電圧で回 転させると焼損します(DCモーターでも同じか) プロの制御機器では電圧監視とその対応制御は必須です。