[H8-ML(5116)] Re: [Q]TA7279P の穴付き金属板の意図は?
From: "masanobu_suzuki" <signas@xxxxxxxxxxxxxxx>
Date: 2004年11月21日(日)16時43分30秒
まつぞのさん、こんにちは。

これはドライバのヒートシンク(放熱フィン)です。
既に椚座さんがご指摘のように、本来はプリント基板の
ベタ部分などを使って放熱させる目的のものですが、
ユニバーサル基板を使って自作する場合は、この方法
はちょっと困難です。

私なら、思い切ってこの耳の部分をラジペンで水平に曲げ、
耳の部分の長穴の位置を狙って、下の基板にM3程度のネ
ジ穴をとりあえず明けておきます。

次にモータドライバを駆動したときに、この耳(ヒートシンク)
やチップが手で触っていられない程の熱さであれば、厚み
1〜2mm程度の薄いアルミ板をこの穴を使って、ネジとナット
で両側に取り付けます。
(それほど熱くならない、または、チップの温度制限による
 電流カットが起きないのであれば、外部に放熱板を取り付
 ける必要はありません。)

アルミ板の形状はLアングルに曲げたものでも良いでしょう。
不安定な場合は、シリコンゴムなどで動かないように数ヶ所
を固定します。また、ドライバICはソケットなどを使わず、両面
スルーホール基板に直付けすることをお勧めします。

尚、ヒートシンク(耳)はチップのGNDとは接続されておらず、
また、どの端子とも絶縁されている筈です。テスターで確認
してみて下さい。
また、上記のようにアルミ板をネジで取り付ける理由は、半田
では付かないからです。(銅板であれば付きますけど)

鈴木(正)
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