まつぞのさん、こんにちは。 これはドライバのヒートシンク(放熱フィン)です。 既に椚座さんがご指摘のように、本来はプリント基板の ベタ部分などを使って放熱させる目的のものですが、 ユニバーサル基板を使って自作する場合は、この方法 はちょっと困難です。 私なら、思い切ってこの耳の部分をラジペンで水平に曲げ、 耳の部分の長穴の位置を狙って、下の基板にM3程度のネ ジ穴をとりあえず明けておきます。 次にモータドライバを駆動したときに、この耳(ヒートシンク) やチップが手で触っていられない程の熱さであれば、厚み 1〜2mm程度の薄いアルミ板をこの穴を使って、ネジとナット で両側に取り付けます。 (それほど熱くならない、または、チップの温度制限による 電流カットが起きないのであれば、外部に放熱板を取り付 ける必要はありません。) アルミ板の形状はLアングルに曲げたものでも良いでしょう。 不安定な場合は、シリコンゴムなどで動かないように数ヶ所 を固定します。また、ドライバICはソケットなどを使わず、両面 スルーホール基板に直付けすることをお勧めします。 尚、ヒートシンク(耳)はチップのGNDとは接続されておらず、 また、どの端子とも絶縁されている筈です。テスターで確認 してみて下さい。 また、上記のようにアルミ板をネジで取り付ける理由は、半田 では付かないからです。(銅板であれば付きますけど) 鈴木(正)