今野です。鈴木(正)さん、ありがとうございます。 いま慌てて前回のメールで反省したことを忘れていないか、 確かめてみました。TA7291の電源にはでかいコンデンサがしっかりと ついていました。 鈴木さんいわく、 > 単三電池をお考えのようですが、モータの回生電力を電池に戻す場合は > 本当はニカドなどの2次電池が望ましいですね。また、DCモータのように > スタート時に大きな電流が必要な用途では、ニカドの方が大きな電流を取り > 出しやすく、充電して使えば何度も(500回くらい)使えるメリットもあります > 。 なるほど。いまアルカリ乾電池が44本2000円を切る勢いで 売られているので、ごっそり買ってありましたが、夏に作った旧型の おもちゃがかなり授業で活躍したので、電圧が低くなって使えなくなった 電池が使用後ボックスにごっそりたまっています。 環境にも良くないですね。今週(来週かな)秋月に部品を注文する ので、一緒に購入しようと思います。 > 但し、電解コンデンサは熱に弱いので、モータドライバのヒートシンクと接し > ないように注意してください。 回路図、けっこうきれいに書けているのですが、電解コンデンサが2つの ドライバではさみうちにしてありました。直さねば。 > TA7291Pは使ったことはないのですが、データシートを読むとモータへは > リファレンス電圧(Vref)を設定することで電源電圧より低い電圧を印加で > きるようにも読めます。(間違っていたらごめんなさい) > そうであれば、TA7291Pには電源を直接つなげば良いことになるので、3 > 端子などで電圧を落とす必要がなくシンプルな回路になりますね。 いま使っているモーターがRC260RA-18130というタイプで、定格が 4.5〜6.0Vまでになっているので、7257のときから何も考えず電圧も 落とさずに使っていました。12Vは無茶だと思いましたが、ちゃんと 動いていたんです。(1枚目のCPUボードが死ぬまでは・・・) 7291のVrefは使い方が分からないので、いまのところVcc≧Vref になるように抵抗だけはさんであります・・・ > 但し、TA7257Pのスイッチング周波数の上限は5KHzで、恐らくTA7291Pも > その程度だと思います。 いまつくっているプログラムを見ると、サイクルが1msになっているので、 1kHzだから大丈夫ですね。 > また、繰り返しになりますが、TA7257PやTA7291Pは正転逆転可能な > ON/OFFスイッチ(デバイス)です。PWM用に作られたFETドライバと比較 > すると、損失(発熱)が大きくPWM周波数を高くできないのはもちろんですが、 > モータの低速領域で出力電流がガクンと落ち、モータがストールするよう > です。オシロなどで駆動波形を観測すると、スイッチングの「切れ」がいまいち > なことがわかります。 TA7257に恐れをなしてFETの4AM12に変えたのですが、在庫が少ないと いうのでTA7291を紹介してもらいました。リールテープ用などと書かれて ありましたが、リールはPWMではないでしょうね。 PWM用のFETドライバの、型番などお分かりでしたら、教えてください。 > また、モータドライバ側に取り付ける電解コンデンサが数100μFと大きい > 場合は、3端子のIN-OUT間に整流用のダイオードを取り付けてください。 > このダイオードは、3端子が電源OFFになった時、電解コンデンサに溜まっ > た電荷が3端子の内部を介して放電しようとして3端子を壊すことを防止 > するためのものです。パイロット用のLEDと抵抗をコンデンサに並列にして > 接続して放電させても良いですが。 よく考えてみると、スイッチを切ったときにもレギュレータのOUT側の方が IN側より大きくなりますね。パイロットランプもつけておきます。 大変参考になりました。今後ともよろしくお願いします。